「人生のシナリオ」を書き換えることは可能か?
運命学(占い)の命題のような占的で立占された受講生の占例が有ります。
本人の許可を頂いたうえで、本日の予報の枕にご紹介します。
ところで、東占房の房主のプロフィール欄にもある通り、房主は「運命」というものは「運ばれてくる」ものではなく、自ら「運んでいくもの」と定義しています
只やみくもに自らの命を運んで行こうとすると、人生は分岐の連続ですから何らかの道標が必要となる。
その道標の一つに易をはじめとした「占い」が有るのだと思います。
有吉弘行、占い番組の“手口”暴露 占い芸人は悲鳴「ノーコメントでいいですか」
お笑い芸人の有吉弘行(50)が28日放送のJFN系「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(日曜午後8時)に出演。テレビの占い番組の“裏側”について語った。
かねて占い嫌いを公言してきた有吉は、この日ゲストの占い芸人・島田秀平を「占いをインチキだと認めてくれた稀有な存在」などと紹介。島田から慌てて否定されるも「(占いは)意味ないじゃん、インチキなんだから。とりあえずアレやめさせろよ、朝やってる占い。あそこからどうしようもない。『ラッキーアイテム、ピンクのかばんです』だって、しょうもない本当に。いつまであんなのやらせとくの?言えよ、ちゃんと。インチキやめろって」と切り捨てた。
(日刊スポーツ)
よく業界に「日切り」「おどかし」という俗称があって、日切りとは「限定」「期限」を意味し、地方のホテルの一室を貸し切って鑑定を行うスタイルで、「〇〇先生来県。3日限定の特別鑑定」なるチラシを見ることが有りますが、この類です。
あるいは「おどかし」とは、相談者の占いの知識がないことに付け込んで、「悪いものが出た」…のように相談者の不安をあおる手口。
「五行易(断易)」の古典的名著「卜筮正宗」の著者、王洪緒も前書きにあたる部分で、おどかしの易者が相談に訪れた人物の無知につけこんで相談者の不安をあおり、自分とつながりのある僧や祈祷師を紹介し、祈祷を上げさせ、その何某かをキックバックで貰い相談者を行き来させる例を紹介しつつ、これをインチキだと糾弾しています。
確かに、占いの世界には昔からこのような類の話は絶えることが有りません。
但しタレントの
「(占いは)意味ないじゃん、インチキなんだから。」
には易者として一言物申したい(笑)
「インチキだったら、なんで5000年前も絶えることなく続いているの?」
易経は世界の最古の本(ギネス認定)で、その内容は占いのマニュアル(手引書)です。易経が哲学としての側面を持つのは、後に易を学んだ孔子が補足として易経に解説を付し、更にそれを弟子たちが教材として儒教に用いたためです。
今ではネットや過去の情報の蓄積、確固たるデータベースが有りますが、そういった情報が限られていた時代、国家の指針、人生の指針として「占い」とは必須、あるいはもっと身近な存在だったのです。
閑話休題
そんな人生の道標としての「占い」とは、己の立ち位置を知り、どこに己の魂を運んでいべきかを知る手がかりでもあります。
そんなわけで「人生のシナリオは書き換えることが可能か?」という命題、立占前にこれには人間は生まれてくる時に「人生を決めて生まれてきている」という前提があることを確認しなければいけません。
これは運命学というものが存在する前提でもあり、輪廻転生は仏教的概念だけでは無く、量子物理学の見地からも同様のアプローチがなされています。
曰く「DNAの寿命は1000万年であり、その間繰り返す生死を経て、宇宙中枢にあるデータベースにその生で得た知識や経験を蓄積していく」
死は存在しない―最先端量子科学が示す新たな仮説
『死は存在しない ― 最先端量子科学が示す新たな仮説』は、著者田坂広志氏が量子科学の視点から「死後の世界」について新たな仮説を提唱する本です。本書の中心となる概念は「ゼロ・ポイント・フィールド」であり、これは宇宙のすべての情報を記憶する場とされています。このフィールドを通じて、私たちの意識は物理的な死を超えて存続し続けるという仮説が展開されます。
著者は、死後の意識がどのようにしてゼロ・ポイント・フィールドに保存され、拡大するかを詳述します。また、輪廻転生や前世の記憶などの現象も、このフィールド仮説によって説明されます。さらに、量子科学と古代の宗教的直観が一致する点を探り、科学と宗教の融合の可能性についても考察しています。
その上で根拠になんらかの生を得るDNAはその生を通じてデータベースの更新、新たな知識や経験を経て成長を志向すると考えられており、これは生成発展の陽、還元再生の陰の易の二元論に通じるものがあります。
その上で人間として生まれてくるDNAは、人生はもちろん、親を選んで生まれてくると考えられています。
その上で人生のシナリオは生きている間に、自らの手で書き換えることができるのか?
占的「人生のシナリオは書き換えることができるのか?」
立卦及び卦象
本卦「火地晉」、之卦に「雷火豐」を得ました。
収益的に見ても実に味わい深い得卦です。
火地晉は正午の太陽を象徴する卦、従ってその大意は「進む、進行する」という意味が卦名である「晉(晋)」に込められています。ただし太陽は時間と共にやがては西空に沈むように、生を受けた人間はひたすら死に向かって進む、後戻りできない様子とも読み解けます。
之卦は豊、ギラギラとした燦然と輝く真昼の太陽です。
ただし真昼の太陽を肉眼で見ると目が眩みますし、あるいは特異絶頂に至って己れの分を弁えないと、上爻の爻辞「其の屋(おく)を豊(おおい)にす。其の戸を窺うに闃(げき)として其れ人なし。三歳まで観ず。凶」(盛大な邸宅を構えた。しかし屋内は薄暗く、外から中の様子を伺ってもひっそりとして誰も訪ねる者もなければ人のいる気配がしない。三年たっても誰とも会おうとしない。このような様子は言うまでもなく凶である)
と、人生において晩節を汚した時の惨めな様子を象徴するような爻辞がかけられています。
用神はシナリオですから父母が用神です。
初爻と五爻に再現しています。
共に地支は未(土)で月併と月建と同じ地支。これは月建から受ける作用では最も強い作用であることと、月建の作用は過去や現況に作用すると考えますから、初爻(生まれてきた魂、DNA)の父母は大きな使命、今世において達すべき何かの課題を背負って生まれてきています。
父母の下に子孫が伏神。子孫は夢や希望を意味し、其の生には希望が満ちた明るい未来、可能性に満ち満ちています。
しかし発動する父母は日辰、午日から合されて合住します。火行は官鬼を帯びますから、官鬼=困難やトラブルでしばしば人は逡巡した理立ち往生します
内卦で亥卯未(木局三合)の三合の形が見えます。三合の旺支は妻財の卯(木)で、三爻から人生の半ばに大きな試練が待ち構えています
父母を用神と取ると、忌神は必ず妻財となりますが、ここに卦身がつくところにこの卦の妙味があります。
妻財はお金を意味しますから、三次元という物質世界で生きる我々にとって、食糧、そしてそれを手に入れる手段としてのお金の存在は時として大きな壁となって立ちはだかります。
二爻で原神となる官鬼が空亡します。これは挫折を意味し、人によってはそこで人生そのものを諦めてしまう人もいるでしょう。
しかし父母は五爻で再現します。
今度は日辰から合されて合起、先程とは異なり日辰に背中を押されるように動き出します。日辰は官鬼を帯びますから、困難や苦難を今度はバネにする様子です。
はつどうしてそして同じく原神となる官鬼が発動して別の父母を化出。
つまりここから人生において様々な困難や苦労、あるいはさまざまな分岐点を経て人間は当初予定していたシナリオを自在に書き換えて成長していく事を易の卦は伝えます。
易照の方位予報 8月1日予報
方位予報図
予報詳報
北…🌤
吉方位(開門旺相・天道・天徳・月徳) お出かけした場合の方位事象…
金運…吉。方位地支の父母に官鬼の日辰が生を与えるので、金融機関の融資交渉、金銭に関わる交渉事は順調を見る方位です。お買い物は書籍や衣服、通信機器などにお買い得品がありそうです。不動産関係の購入交渉も吉。ギャンブルも好調、九星は八白土星が巡るので、本命狙いの手堅い勝負が吉。
交際運…吉。トラブルや抱えている問題、お悩み解決にはこの方位の年長者、先輩、親や師匠に相談すると力になってくれます。
仕事、交渉、勝負運…吉。仕事など周囲の同僚や部下が力になってくれます。忍耐力、継続力のある方位なので、あきらめずコツコツやり続けると活路が見いだせます。交渉事、提示条件、プレゼンで相手の態度が軟化の兆し。成約に向けて動き出しそうです。勝負事、奇をてらわずに正攻法で臨みましょう。
健康…大きな崩れはありません
北東…☂️
凶方位(驚門旺相) お出かけした場合の方位事象…
金運…凶。方位地支は妻財と兄弟を帯び六白金星が同会します。お買い物では気が大きくなり勧められるがまま高額な契約をしたり、分不相応な高級品を買ってしまいそうです。交友関係や知人などからの借財の申し入れや、投資関連の誘いは凶。トラブルの元です。ギャンブルは買ったり負けたりで安定しません。
交際運…凶。方位地支の兄弟が官鬼の日辰から剋を受けます。家族では子どもが反抗したり、交友関係では何かと意見が合わず対立します。
仕事、交渉、勝負運。…凶。氣分にムラがあり集中力を欠きます。ケアレスミスや過失が多くトラブル頻発です。仕事では独断専行、リーダーシップとワンマンをはき違えて周囲から孤立しそう。交渉事、強気は凶。相手の態度も硬化しそう。勝負事は集中力を維持しましょう。
健康…片頭痛やめまい、高血圧に注意
東…☔️
大凶方位(死門・暗剣殺・日破同会) お出かけした場合の方位事象…
金運…凶。方位地支は兄弟を帯び一白水星が同会します。貴重品の紛失や盗難に注意。また投資がらみの詐欺話、架空請求などの金銭にかかわる犯罪に巻き込まれやすい方位です。お買い物は悪質なキャッチセールスに注意しましょう。ギャンブルは日破が重なり打つ手打つ手がことごとく裏目に働く凶方位。
交際運…凶。方位地支の兄弟が官鬼の日辰から冲を受けます。特にカップルなど異性間で口舌禍、口論の暗示有です。
仕事、交渉、勝負運…凶。勝負事はライバルに利あり。自らのミスに付け込まれそうです。交渉事、商売や営業では失言に注意。また、相手には表に出さない裏の事情がありそうです。安易に妥協せず慎重に判断しましょう。仕事では同僚とのコミュニケーションを密に。お互いに足を引っ張り合ってしまいそう。
健康…冷えからくる体調不良、アウトドアレジャーでは水難事故に注意
南東…🌤
吉方位(景門旺相) お出かけした場合の方位事象…
金運…やや吉。方位地支妻財巡りますが、官鬼の日辰から合を受けます。お買い物不良品に注意。また方位地支は空亡するので希望通りのお買い物ができないかもしれません。また失せ物や散財注意。ギャンブルは吉。二黒土星回座で手堅い勝負で臨みましょう。
交際運…やや吉。凶方位ではありませんが、九星は二黒土星で可もなく不可もなくです。カップルは景門(火)方位は凶で、盛り上がらないでしょう。
仕事、交渉、勝負運…やや吉。仕事や勝負事は好調です。相手がミスで自滅したり、思わぬチャンスに恵まれそうです。仕事面、二黒土星がめぐるので忘れ物、約束事をうっかり忘れたり、メーるなどの見落としに注意しましょう。交渉事、地道な交渉。聞き役に徹すると相手の要望を引き出せて、解決の糸口が見いだせそう。勝負事、接戦となりそうです。守勢重視で相手のミスを誘いましょう。
健康…過食の暗示がありますので、胃のケアを
南…☁️
吉凶半々方位(杜門泄氣・日剋) お出かけした場合の方位事象…
金運…やや凶。方位地支は子孫を帯び七赤金星が同会しいます。想わぬ掘り出し物を見つけますが価格が高かったり、品質と価格が見合わず悩みそうです。忘れ物や探し物で時間をとられる方位です。ギャンブルはのめり込みやすいので、掛け金は控えめに楽しむ程度にとどめましょう
交際運…凶。特にカップルは離別の象意が強くなる凶方位です。交友関係も、気持ちがすれ違ってふさぎ込みがちです。
仕事、交渉、勝負運…やや凶。交渉事は見通しが暗く、まとまりそうで纏まらない方位です。成果を急ぐあまり口約束、リップサービスは後で問題となりそうです。仕事では、つまらないミスを犯したりして自滅しそうです。上司や周囲の評価、信用を下げます。勝負事、奇襲や作戦は相手に喝破されていたり、相手の方が一枚上手。試験や面接は想定外の質問、難問で返答に窮してしまいそう。
健康…口周りの火傷や怪我、歯痛、のどの炎症など
南西…☁
吉凶半々方位(傷門休囚) お出かけした場合の方位事象…
金運…やや吉。方位地支に官鬼が巡り、未に妻財が付き同会しますのでギャンブル運が好調です。ただし九星は九紫火星で熱くなりすぎないように注意。その他貴重品の忘れ物、落とし物に注意しましょう。お買い物は価格交渉が奏功しそう。
交際運…やや凶。何でもないことに傷ついたり、過剰に反応してしまいそうです。
仕事、交渉、勝負運…やや吉。勝負事、交渉事は有利に働く方位です。頭の回転も良く直感もさえるので、主導権を握れます。仕事では、思い込みが激しく視野が狭くなりがちです。想わぬクレームが付きそうです。
健康…火傷、熱中症等
西…☁
吉凶半々方位(五黄殺) お出かけした場合の方位事象…
金運…凶。方位地支は官鬼を帯びる五黄殺方位。盗難や詐欺、架空請求などの金銭に関わる犯罪に巻き込まれやすい凶方位です。お買い物も価格に品質が見合わず損をします。ギャンブルは買ったり負けたりで安定しません。手元にはあまり残らないでしょう。
交際運…凶。舌禍口論の暗示あり。つまらないことですぐに炎上してもめそうです。
仕事、交渉、勝負運…凶。仕事では、リーダーシップを発揮しようと躍起になりますが、周囲が付いてこず孤立しそうです。交渉事、相手の態度は強硬でなかなか糸口がつかめません。勝負事、ケアレスミスが多いでしょう。ミスにミスを重ねて流れを手放してしまいそう。
健康…食あたり、高熱を伴った腹痛、ノイローゼ
北西…☀️
大吉方位(休門旺相) お出かけした場合の方位事象…
金運…吉。方位地支に妻財が巡るので、お買い物お得なセールやお買い得品に恵まれるでしょう。九星は四緑木星同会で、お得な情報を得られたり、たまたま立ち寄ったお店でお得なセールが開催されていたりします。ギャンブルは自分の勘よりも、情報誌の予想が的中しそう。
交際運…吉。方位地支に父母が巡りトラブルや抱えている問題、お悩み解決にはこの方位の年長者、先輩、親や師匠に相談すると力になってくれます。四緑木星が定位対冲で巡るので、言葉のやり取りは注意。
仕事、交渉、勝負運…吉。勝負事、良い作戦やアイデアがひらめき、有利に事を勧められそうです。ピンチをチャンスに行かせられる吉方位です。試験などではヤマ勘が的中しそう。交渉事、プレゼン交渉は相手に好評で態度が軟化したり歩み寄ってきそうです。仕事では上司をうまく使いましょう。助言助力得やすい方位です。
健康…大きな崩れはありません
凶方位への処方箋
警戒方位…東☔️、北東☂️
南東🌤に方位除けが可能です。吉方位に移動後、現地への移動が北🌤となるように調整して方位除けを行いましょう。東は凶意が強いので、吉刻を利用して移動するとよいでしょう。
氣學・本命星日運
1日注意本命星は、一白水星、二黒土星です。(お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります)
一白水星…本命星は震宮(木)に泄氣。回座宮は日辰から剋を受け、日破、暗剣殺が重なる要注意日。コミュニケーショントラブルが頻発しそう。考えよりも言葉が先に口に出てしまい、相手の不信、無用な口論を招きやすいでしょう。その場を取り繕おうと付いた嘘はすぐにばれるでしょう。
二黒土星…本命星は巽宮(木)から剋を受けます。回座宮は日辰から剋されて衰運日となります。金運が低迷、無駄遣いが多くなったり、貴重品の紛失や忘れ物に注意しましょう。交友知人から氣の乗らないお誘いがあったりしそう。
出発吉刻
お出かけに適した吉刻は、子刻、午未刻、酉刻(大吉)です。凶方位のお出かけは、正午前後から午後の早い時間が良いでしょう
氣學・日盤及び時盤では、午刻の東西、酉刻の東に凶煞が重なります。同時刻凶煞方位へのお出かけはお控えください。
それでは1日が皆様にとり最幸の一日となりますように!
本日もご覧いただきありがとうございます
(易照が実現したいこと) 今年も、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 1年以内に「五行易」ないし運命學に関する本を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています
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