占的「問い合わせメールに返信しても良いか？」

立卦及び卦象

本卦「天地否」、之卦は「風水渙」です。

本卦は閉塞の卦で、正体不明のメールを受け取り返信すべきか悩む現状と読み解きます。

之卦は離散、飛散で現状が逆境であればこれが散じるので吉。一方順境であればこれが散じるのは凶です

用神は通信、メールで父母が用神です。これが旺相ならば犯罪ではなく純粋な問合せ。一方で衰弱ならばフィッシング等の怪しいメールです。

用神は初爻と上爻で両現します。

但し初爻は日辰の午卦tら合を受けて合起します。世爻は卯(木)で、初爻は亥卯未(木局三合)の墓爻にあたりますから、メールを受け取ったという事象に合致します。

ただし、メールは届いているのですから発動すべきところに、日辰から合されて合起と消極的な発動です。

日辰に注目します。午(火)は本卦の五行では官鬼となります。つまりメールを示す未は官鬼を帯びる午から合されて合、、メールが送られてきた様子を表します。官鬼は災難・犯罪を司どりますから疑わしいメールです。

世爻の之卦にある官鬼の午とメールを表す未は合の関係となるので、メールの真偽を疑った房主の心理を裏付けます。

そしてこの卦は、世爻を取り囲むように官鬼が多現します。

応爻が送信者。空亡するので、誠意が有りません。付帯する螣蛇は「詐欺、疑い」の象意。

従って信用に足りない様子を表します。

ちなみに当該アドレスと「犯罪」というワードで検索を掛けると、なぜか中国のサイトが複数ヒットしました。

くわばらくわばら…