昔の職場の夢
大昔、スーパーマーケットの青果売り場に勤めていたことがあります。以前も売り場が埋まらない、人がいない…という夢を見ましたが、今回も同じような夢です。
夢の内容
週末の土曜日、朝からお店は混雑します。売れ行きも予想以上で、夕刻の店頭のアウトレット品を集めた売り場は商品がスカスカでおほとんど残っていません。同僚が「日曜販売分商品が足りない」と心配していますが、私は黙っていても商品は送られてくるから心配いらない…と答えます。上司は不在で、「休憩時間返上」で仕事にあたります。その甲斐あり、その日の売り上げは全社、全店舗中上位2位あるいは3位で絶好調でした。
翌日は日曜日で、「朝市」開催日ですが前日の疲れが残っていた私は、いつもの出勤時間より30分ほど遅刻してしまいます。出勤していた上司にあいさつしますが、上司は明らかに不機嫌です。
卦象
「好調な売り上げ」「休憩時間返上で働く私」「商品が足りないと心配する同僚」に「商品は黙っていても送られてくると答える私」「翌日の遅刻」
「不機嫌な上司」…ここ辺りがキーワード。
好調な売り上げと忙しく休日返上で働く私から、目標に向かってわき目も降らず猪突猛進する「雷天大壮」を本卦、一方で翌日、疲労から遅刻してしまうことから「風天少畜」（大遅刻ではなく小遅刻）を之卦に充てます。
「商品」は「妻財」、「心配する同僚」は「兄弟」。「アウトレット商品」より「勺陳」。「不機嫌な上司」より「父母」、六獣は「白虎」あるいは「朱雀」に注目します。
卦象は以下の通り
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用神は世爻の四爻、「父母」の午(火)です。月建辰(土)の作用はなく、日辰午(火)と同じ地支を帯び日併しています。本卦陽爻(—)、之卦陰爻(- -)に変化する発動の動爻です。発動先は未(土)に変化、午未の合に化し爻の合住を起こしています。
原神は二爻の「官鬼」の寅(木)です。月建辰(土)の作用はなく、日辰の午(火)からの作用もなく空亡しています。本卦陽爻(—)、之卦陽爻(—)で変化の無い静爻です。
忌神は初爻の「妻財」の子(水)です。月建辰(土)より土・剋水の剋を受けています。日辰の午(火)からは子午(相冲)で冲を受けています。本卦陽爻(—)、之卦陽爻(—)で変化の無い静爻です。
仇神は五爻の「子孫」の申(金)です。月建辰(土)より土・生金の生を受けます。日辰の午(火)からは火・剋金で剋を受けています。本卦陰爻(- -)、之卦陽爻(—)に変化する発動の動爻です。変化した先は
「父母」の巳(火)に変化、巳申の合に化す爻の合住です。
卦を見ると、世爻の爻の合住は翌日遅刻する私の様子。また父母には白虎が付き上司が不機嫌な様子です。二爻「勺陳」の爻が空亡してアウトレット売り場がスカスカな様子です。上爻の「兄弟」が月破を受けながら発動し「父母」を帯びる日辰より生じられているので、商品が足りないと心配（父母）しています。一方で初爻の子(水)は仇神の申(金)の発動があるため、日辰からの冲は冲散と取らず「暗動」します。従って妻財を帯びるこの爻の暗動は「黙っていても商品は送ってくる」と答えた私の様子を表しているといえます。
占断
少々複雑です。
まず卦全体で外卦である四爻、五爻、上爻全て発動し、発動先がすべて爻合を起こす「合住」を起こしています。世爻は「父母」を帯びるので「悩み」「心労」。この爻は応爻の「妻財」と子午(相冲)で世爻から応爻に向かって冲を起こしていますので、心配は「金銭的にかかわる悩み」と言えます。
仇神の申(金)が発動し原神の寅(木)と寅申（相冲）の関係にあります。空亡の爻への冲は「冲実」で空亡がとけます。
忌神は静爻ですが、仇神の発動があるので日辰からの冲は暗動。逆に世爻を剋してくる動きとなります。「妻財」が世爻を剋すのは金運面で見るのは吉象です。
実は先日とある出版社とのアフィリエイト広告掲載の申請を出したところです。2日から3日で担当者から返答が来るとのことですが、5日ほどたっていますがまだ返答がありません。この場合外卦合住は相手出版社の動きと取れそうで、社内の審査が滞っているのか返答が来ない状態が現れています。ただし「妻財」の子(水)が暗動して世爻を剋すので、最終的な審査は通るでしょう。
外卦の合住は合がとけないと諸々の動き生じませんので、GWにも入る関係もあり返答があるのはGW明けまでずれ込みそうです。
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