人生における吉事、凶事発生の仕組み
結論から申し上げれば「運氣は貯められます」
身の回りで起こりうる出来事の数々は、過去に重ねてきた「運氣」の結果です。積み重ねてきた運氣が、ある一定の値に達したとき、身の回りで(自分にとり)良いこと、悪いことが起こるのです。
それでは、具体的にどのようにして運氣をためるのか?その一つの手段が「方位學」による「方位取り」です。
もちろん毎日出かける先が、吉方位であることが望ましいですが、日々同じ方向に通勤や通學を強いられる現代人にとり、毎日吉方位を取る…ということはなかなか難しいものです。
ただし方位による運氣の作用は、「移動距離」に比例します。従って、毎日新幹線で100キロ超の距離を通勤として続けているような場合でなければ、急激な運氣の変動は起こりえません。とはいえいかに近距離とはいっても、吉凶の運氣の蓄積はあります。それでも方位の吉凶は一定でなく日々巡りますので、一週間同じ方向に出かけ続けても、トータル的に±ゼロ位に落ち着きます。(吉凶の運氣は相殺されると当サイトでは考えます)
そこで、むしろ方位による運氣の吉凶の作用を考慮しなければならないのは、休日のレジャーの方位。あるいは引っ越し、転勤、入學、入社といった人生の転機です。こうしたオフ日のリラックス時や節目節目のイベントの時に取り込む運氣は、遺伝子ないし人体を構成する微生物や細胞にインプットされ、吉凶の出来事に大きく影響します。
九星気学では、暦で年盤、月盤、日盤、時盤の四つの盤を用います。この時の用いた盤の作用は、年盤であれば60年、月盤では60か月(約五年)、日盤では60日、時盤は120時間(約5日)の期間にわたり作用すると考えれています。従って、開店、結婚、転居等の節目で年盤で凶方位を選んでしまうと作用は60年続きますので、それだけに節目節目の人生のイベントにはなるべく吉日、吉方位を選びたいものです。
尚、こうした作用は即日に現れる物ではなく、「果報は寝て待て」という言葉もあります通り、良いことも悪いことも、しばらくたってから「…あれ、そういえば…」というような形で現れます。(年盤の作用が最も遅く、以下月盤→日盤→時盤の順で、時盤の吉凶作用は最も早く作用する代わりに吉凶の効果は比較的小規模です。効果が現れるのは1、4、7に値する周期、年盤であれば1年後、4年後、7年後。月であれば1月後、4月後、半年後。日盤は週に換算して1週間後、4週間後、7週間後。時間盤は1日後、3日目位、5日目がおおよその目安となります)
それでは、日々の生活にこの方位學をどのように生かしていきましょう?
日々同じ方向にルーチン的に出かけなければならない人こそ、休日などのレジャーの方向に氣使いましょう。日々の緊張から解放されて「身も心もゆるんだ時」こそ、その方位の吉凶の運氣を大きく取り込みます。
そうして休日に吉運氣をためて、ここ一番の「試験・就職・結婚」…といった人生の節目に備えます。また、そうした節目の直前の吉日、吉方位を選んで神社などのパワースポットで運氣の総仕上げを行い、果報を待つ…
これが、当サイトがおすすめする方位學を利用した運氣の貯め方です。
方位予報の日盤の活用の仕方
当サイトでご紹介する方位盤は、日本式の方位學「九星氣學」に中国式の方位學「金函玉鏡」の概念を合わせています。九星氣學では個々人の持つ「本命星」により吉凶の作用が限定されてしまい、ご家族での移動となるとどうしても制限が出てしまいますが、金函玉鏡の考え方では万人に等しく吉凶が作用するという考え方です。そして、氣學では少々弱い「時間」という概念では金函玉鏡は、吉凶がはっきりと定義されていますので、より綿密な方位取りが可能となります。
ただし、サイト主は「五行易」を専門に扱いう関係から、氣學にしても金函玉鏡にしても「暦」の作用が考慮されていないことに疑問を感じていました。
(画像はクリックすると大きくなります)
そこで、金函玉鏡及び氣學の盤に五行易同様の暦の作用を加味して当サイト独自の盤を作成、日々の方位の予報を判断しています。もちろんこれは年、月にも応用可能で、仮に吉方位に出かけたあるいは凶方位を犯した場合、将来起こりうる吉凶事について、氣學、金函玉鏡だけでは現れにくい具体的事象に踏み込んだ判断も可能です。
ただし、公開している予報では個々人の持つ氣學の「本命星」や、個々人が抱える諸問題についてまでは考慮できませんので、比較的抽象的な事象でしか注意を促せない限界があるのです。
それでも、日々の予報ではこれまでの氣學、金函玉鏡以上に運氣の吉凶は明確に表しています。また方位に巡る門の象意により活用するとどのような効果が期待できるのかについても日盤では明確に表しておりますので、「学術向上」「金運上昇」といった目的別の運氣向上・改善にもお役に立てると思います。休日等、ここ一番節目日のお出かけ方位の目安、開運ライフににご活用いただければ幸いです。
方位除け、凶方位へ出かけた後のお手当
可能な限り、その日の凶方位へのお出かけは避けたいものです。しかし、ルーチン的に通勤や通学、不可避な出張などのお出かけを強いられるケースは、日常生活を送っていれば避けられない事態です。
当サイトでは、凶方位へのお出かけは「吉刻の出発」「方位除け」「お出かけ後の吉方位取りによる運氣回復」を対策としてお勧めいたしております。
①「吉刻出発」
日々の予報では、「金函玉鏡」に基づく時刻の吉凶を予報しております。表の 表記部分が吉刻となります。凶方位に出かける場合は、まずこの吉刻の出発をお勧めします。ただし、吉刻でも「五不遇」「截路」の表記がある時間帯は、吉刻もも爻となりますのでご注意ください。また、予報では「九星気学」の時間盤での凶方位もお知らせしております。時間盤単体での吉凶の作用は重視していませんが、同方向に日盤の凶煞が重なる場合は、「注意方位」として予報しています。お出かけする凶方位が、そうした「注意方位」に重ならないようにご注意ください。
②「方位除け」とは
平安貴族の風習として「方違え」という行為が伝わっております。これは宮中に出仕するにあたり、御所が居住地より凶方位にあたるときは一度吉方に向かって牛車を走らせ、その後御所に向かったという開運厄除けの秘法です。もちろん現代にも通用するやり方で、凶方位に出発する前に一度その日の吉方に向かって出発し、その後に凶方位に進むという方法です。
例えば上のような日盤の日に、北東に出かけなければならないとき、一度この日の吉方である「北(⛅)」に向かって出発し、その後目的地の北東に進むという方法です。この際、北にある程度滞在する(15分~30分くらい)必要があります。平安貴族たちはスピードの遅い牛車でゆったりと移動し、吉方位の仏閣などにお参りしてから出仕したものと考えます。現代は速度の速い自動車などでの移動になると思われますので、一度吉方のカフェなどで一服して、その後に目的地に移動するのがよいでしょう。これは一度吉方位に出かけ、一定時間そこに滞在することで吉方位の運氣を取り込むだけでなく、本来凶方位とされる方位をずらして進むという考えに基づきます。上記日盤であれば、北東の凶方位に出かけるにあたり一度吉方の北(⛅)に移動、一定時間滞在すると今度は目的地の北東に移動する際、先に移動した北がスタート地点となり、「北東ではなく東(☁)に移動」していることになります。これが「方違え」です。
その日、通勤通学方位が凶方位であるときは、少し早起きして吉方位に向かって散歩したり、吉方位の駅を利用して通勤する…という方法を取り入れてみましょう。
③「お出かけ後の吉方位取り」とは
①,②とも忙しい現社会を送る我々にとっては、特に朝にまとまった時間を取ることは難しいかもしれません。ただしサイト主は「運氣は貯まる、貯められる」という考えですから、凶方位に出かけて貯めてしまった凶運氣を、後から吉方位の吉運氣で相殺できると考えます。従って、凶方位に出かけてしまった後でも、吉方位に出かけることで運氣を手当、回復いたしましょう。
もちろん即日であることが望ましいのですが、吉方位に出かけるのであればゆっくり滞在し、吉運氣を取り込みたいものです。運氣は移動距離と滞在時間に比例しますので、まとまった時間が取れないときは休日を利用して吉方に出かけゆっくり過ごすことで、貯めこんでしまった凶運氣を祓うことができます。
いずれにしても「凶方位に出かけた場合は最低限の用事で済ませ速やかに移動する」ことが大切です
コメント
[…] […]
[…] […]
[…] […]
[…] […]