「ケネディ大統領暗殺事件」の黒幕に迫る
事実は小説よりも奇なり。「歴史の謎に五行易で挑む」
…今日は、未だに真実が明かされない「ケネディ大統領暗殺事件」の真相に迫ってみたいと思います。
59年前のジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件に関わる記録文書の公開がまた規制され、謎解きが先送りされる中で米国の中央情報局(CIA)が犯行に関与していたという陰謀説が再燃している。 バイデン政権は、この事件の政府文書を公開することを求めた1992年の法令に基づいて15日、13173通の文書を公開した。 それにあたってホワイトハウスの報道官は「これでケネディ大統領暗殺事件に関わる情報はほとんどが公開されたとバイデン大統領は信じています」と語ったが、実はこれで全てではなく、さらに約4400通の文書が引き続き非公開とされることも発表された。 …そうした中でフォックス・ニュースの看板キャスターのタッカー・カールソン氏が15日の放送で爆弾発言をした。 「今日私たちは、引き続き非公開扱いされている中央情報局(CIA)の文書を見ることができ、その内容を熟知している人物の話を聞くことができました。私たちは直裁的にこう尋ねました。『CIAはジョン・F・ケネディ米国大統領の殺害に手を貸していた事実があるのですか?』彼の私たちに対する答えを正確に再現するとこうです。『その答えはイエスです。(CIAは)手を貸していたと信じます。当時の米国は今では考えも及ばないような違った国だったのです。すべては偽情報だったのです』」
FOX
事件の背後にCIAの関与が疑われています。下手人はオズワルト容疑者とされていますがですが、後日このオズワルトも暗殺されていますから、真犯人=オズワルトと信じているアメリカ人はほとんどいないでしょう。
引用の記事は、CIA関与説をケネディ大統領によるCIA改革、改変が引き金という説を引用していますが、真相はもっと深いところにありそうです。
占的「ケネディ大統領暗殺の黒幕は?」
立卦及び卦象
本卦「沢火革」、之卦「艮為山」を得ました。
本卦は革命の卦を得て、刷新のニューリーダーとしてアメリカを引っ張っていったケネディ大統領を彷彿とさせる得卦。
一方で之卦には止まるの象意のある艮為山で正しい情報が開示されない様子。また、艮為山はかの易聖・高島嘉右衛門翁が日本の西南戦争を占って、この得卦より二つ重なる艮(山)を墓石に見立て、西郷隆盛と大久保利通の共倒れを予見したという伝説の易断があります。
ケネディ大統領暗殺事件においても、暗殺されたのは大統領だけではなく容疑者オズワルトも暗殺され、墓石が二つ並ぶと取れる意味深な得卦です。
用神はもちろん犯罪を意味する官鬼を用神と取りますが、得た卦は少し異様です。
五爻をケネディ大統領に見立てようと思いましたが、官鬼から生じられる父母を帯び、事象として合いません。
上爻に官鬼未(土)が現れ子孫の寅(木)に変化する回頭剋となっています。この官鬼は用神とせず、功名の星と捉えればこれがケネディ大統領。回頭剋で暗殺を表します。上爻に現れたのは現職ではなく、過去の大統領だからです。上爻は引退した地位にある人物を表す爻位です。
また発動するところを日辰の午(火)に合され合住します。ここより暗殺事件の真相が明らかにされていない様子です。
二爻の官鬼が下手人。官鬼の丑(土)は月建の子に合される月合と旺爻。月建は兄弟を帯び財を剋すので、貧困が原因。妻財を帯びる日辰から生を受けて金と引き換えに暗殺を実行…と動機を裏付けているように見えますが、逮捕直後に「過去の亡命につけこまれた」「自分は嵌められた」「身代わり (patsy) 」などと無罪を主張。何より官鬼の丑(土)は静爻です。
ケネディ大統領を上爻の官鬼と見た時、官鬼は官鬼を剋すことはできませんから、用神は別に取る必要がありそうです。
次回… 濡れ衣を着せられたオズワルト、指示を出したのはCIAなのか⁉︎
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