「ケネディ大統領暗殺事件」の真相に迫る③ 

五行易占例
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「ケネディ大統領暗殺事件」の真相に迫る③ 

事実は小説よりも奇なり…。歴史の謎に五行易で迫る!

…前回に引き続き、「ケネディ大統領暗殺事件」の真相に迫っていきます。

暗殺事件直前のケネディ大統領の決断

「ブルーダラー」という存在をご存知でしょうか?

実は暗殺されたケネディ大統領は、1963年6月4日、事件直前に「大統領行政命令11110号」に署名しています。

この大統領行政命令は、アメリカの中央銀行にあたる「FRB(連邦準備制度理事会」の廃止、つまり通貨発行権を政府に取り戻そうとしたのです。その政府発行の通貨が通称「ブルーダラー」

リンカーン、ケネディ…歴代アメリカ大統領が暗殺された本当の理由(2/2) | WANI BOOKS NewsCrunch(ニュースクランチ)
学校の教科書には出てこない歴史的事実があります。南北戦争の背後にいたイギリスの存在、通貨発行権という“特権”に手を出して暗殺された3人の大統領とは?

…通貨発行権は、ディープ・ステートにとって絶対に手放せない特権なのです。だからこそ、彼らはなりふり構わず不正をやった。それをやってでも、絶対にトランプを引きずり下ろさなければならなかった。本当にトランプにとっては命を懸けた戦いだったと私は見ています。事実、過去にアメリカ大統領で通貨発行権というディープ・ステートの特権に挑戦した大統領は、すべて暗殺もしくは暗殺未遂を経験しています。 何を隠そう、アンドリュー・ジャクソンも暗殺されかけた大統領のひとりです。他には、第40代大統領のドナルド・レーガンも暗殺されかけています。 実際に暗殺されたのは、先に名前の出たリンカーンとケネディ、そして第20代大統領のジェームズ・ガーフィールド(1831〜1881)です。 ガーフィールドは「我々の国では、おカネをコントロールする者が産業や商業の頭となっている」と語り、1881年3月の大統領就任からわずか4カ月後にワシントンで銃弾に倒れています。このときアメリカは中央銀行が不在でしたが、金融資本家たちが金融パニックを演出するなど、中央銀行設立へ向けさまざまな工作を行っていました。

世界中で発行流通する通貨は政府ではなくその国の中央銀行に発行権があります。

そして大切なことは、政府=中央銀行、あるいは政府>中央銀行の関係でない事です。

この関係は、我が国の日本銀行も同様で、日銀=日本政府と勘違いしている人が多いです。

日本銀行は、日本国政府から独立した法人とされ、国の行政機関ではないものの、その金融政策は行政の範疇に属すると考えられている。 …日本銀行は、公的資本と民間資本により存立する。資本金は1億円(100万口)で、そのうち日本政府が55%の約5500万円を出資し、残り45%にあたる約4500万円を日本政府以外の者が出資する。日本銀行法により日本政府の保有割合が55%を下回ってはならないこととなっている

(Wikipediaより)

日本銀行は列記とした株式法人で、Wikipediaにもある通り、発行株式の45%が日本政府以外の者が出資、つまり株式を保有しています。そして、この45%の株式を保有する株主は公開されていません。

その金融政策は「行政の範疇に属すると考えられている。」ですから、あくまでも希望的観測です。つまり日本政府の思惑や、志向する金融政策がとられているという保証はありません。

通常の会社法人であれば、例え5%保有でも大株主ですから、45%も日本政府以外の者が保有する。例えそれが複数の株主であっても、その株主同士の思惑が一致するならば、日銀の運営、金融政策に大きな影響力を及ぼせることは、容易に想像できます。

アメリカのFRBも日銀同様に、政府から独立した通貨発行権を持ち、アメリカ政府はFRBの発行するドルを借り受けることで、政府の執行予算を組んでいます。

そしてその借り受け金額の上限をめぐって、しばしばアメリカの行政機能が機能不全に陥るのは過去に何でも例がありました。

改めて卦を眺めてみます。

得卦は妻財が伏神します。

伏神の妻財は午(火)で、子月(水)に月破、しかし日辰と同じ地支で併起と強い伏神です。この妻財の午(火)と上爻は爻合します。

ここから通貨発行権の政府奪還を狙ったケネディ大統領の動きが見て取れます。

妻財の月破はFRBが握る通貨発行権。対する日辰からの生はケネディ大統領の挑戦です。

飛神の兄弟は通貨発行権を握る善意なき資本家と見ます。三爻だけでなく四爻にも現れていて、通貨発行、流通に目を光らせます。

しかし、伏神といえど、日併する強い爻、つまり政府主導で発行する新しい通貨「ブルーダラー」に大統領は強い意欲を示し、一方で飛神の兄弟の亥(水)は神経を尖らせます。

四爻の兄弟が発動。官鬼の戌(土)を化出します。戌(土)は寅午戌(火局三合)の墓にあたり、妻財の午(火)を墓に収めようとする性格があります。つまりここより通貨発行権は手放さないという執着です。

これより、通貨発行券を失う事に反対した資本勢力(ディープステート)の存在が浮かび上がります。

上爻であるケネディ大統領は亥卯未(木局三合)の墓。通貨発行権を握り、同時にディープステートを支配下に収めようと試みます。

しかしディープステート側も反撃に打って出ます。四爻が化出する戌、ここに二爻の丑、ケネディ大統領を表す上爻の未で三刑の関係が見て取れます。

「丑未戌」の三刑は「恩無き刑」と呼ばれ、背信です。二爻の丑(土)と五爻の化爻の子(水)は爻合で、まさにCIAは上長である大統領に弓を引く様子です。また、この場合、二爻の丑(土)と上爻の未(土)は冲の関係でもありますから、ある意味、戌(土)と丑(土)は利害が一致します。

ここを持って、ケネディ大統領を亡き者にせんと、ディープステートが動き、CIAに依頼、CIAはオズワルトを含め暗殺計画を練り、実行に移したのです。

ところが秘密裏に進める計画の綻び。これが容疑者オズワルトの存在。五爻の化出の子(水)と初爻の卯(木)は自刑の関係。この関係は「礼無き刑」という意味で、裏切りの形。

ある種、オズワルトが目立ちすぎた、あるいは喋りすぎたのか?

ここに逮捕後にオズワルトが主張した、「身代わりだ」という発言。そして何よりの口封じと思えるオズワルトの射殺が如実に物語っています。

占断

ケネディ大統領暗殺の黒幕は、通貨発行権を握る「善意なき資本家(ディープステート)」にあります。

もちろんこれはアメリカだけではなく、世界各国に存在します。あるいは、同一人物ないし、一握りの少数の人物が、世界の中央銀行の発行株式を握り、各国政府が発行する通貨のコントロールを行なっているのでしょう。

現代の銀行の金融システムを構築したのは「ロスチャイルド家」ですが、彼らは商家であって、国家権力を超越することはできません。

当時、王権とは別に力を持っていた、そして今でも通貨発行権を背景に莫大な金融資産を保有して、世界経済や政府に隠然たる影響力を保持する旧ローマ帝国の流れを汲む貴族が背景に隠れています。

これを別の言葉に言い換えると「グローバリスト」という呼称で言い換えることができる。国内でも「グローバル」という主義主張、あるいは「自由主義経済」を標榜する学者や経営者がおりますが、ある種こういった人々も一部のグローバリスト、善意なき資本家に加担するか、その意を汲んで発言ないし行動する実働部隊です。

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