「パラレルワールド」
精神世界では、2020年のグレートコンジャクションより列車が別れるという話をよく聞きました。そのせいか、電車の夢を良く見たのですが、「かごめかごめ」の歌詞の解読の時にも触れたことで、「籠目=一つの時代」を表しているということ。
これは同時に今を生きるこの時代においても、籠の目よろしく同時進行で二つの世界が存在しているのではないか?…という思いに至りました。易的に表現すれば「陰の世界」と「陽の世界」。陽は発するので「+」、陰は受け取るので「-」という観点から見て、前者は「ポジティブ(精神的)な世界」後者は「ネガティブ(物質的)な世界」と仮に定義します。
恐らくわれわれの意識(=魂)は、その時抱く感情や意識によってこの二つの世界を行きしているのだと思います。
ただし全陽である乾為天も全陰である坤為地も、卦としてははなはだ不安定な時ですから、意識がどちらの世界にシフトしていたとしても、必ず一陰ないし一陽を残さなければ今世に存在し続けることができないのだと思います。
発するということから“氣”である陽と、その氣を受け止めて万物を生じる陰、言うなれば相互が関与することで「今世」が成り立つのですが、肉体は「今世」にあって、一方で霊體=魂はどちらかの世界に所属することを志向している。
人の魂はそれぞれ人によりその志向する方向性が異なりますから、限りなく全陰に近い人もいれば、一方で全陽に近い人もいます。
もしこの志向が陰陽どちらかを駆逐するようなことがあれば、その人は完全に引きこもってしまったり、あるいは周囲から孤立してしまうということになります。全陽、全陰では陰陽相互が及ぼす作用、エネルギーが失われた状態で、ある意味「逝っちゃった人」となってしまうからです。
陽の中に陰、あるいは陰の中に陽が少しでも含まれていれば、そこからその少数派である陰陽がバランスを保とうと、その捻じれを解消するべくエネルギーを発します。その作用が、時に「ほしいものが有るから貯蓄に励む」…であったり、バリバリのキャリアが早期引退して田舎で農作業を始めたり、身近なところではパワースポットを巡る旅に出る…というのもそういった作用と思われます。
想像するに、就寝中に霊體=魂が、それまでのその人の行動や言動などを考え、どちらの世界にシフトするかを選択している。この世界で起きることは万人にとり共通でも、全ての人がそれらのことを見聞きしたり、または感じることはありませんし、今を時めく有名芸能人であっても、国民のすべてがその芸能人を知っているということはあり得ません。
実は、目の前で見える物体や事象も、「脳」ないし「魂」が見たい、やりたい…ということが具象化されているという説もあります。
映画「マトリックス」でも、人間がカプセル内でチューブにつながれ、仮想現実を見せられている有名なシーンがありますが、そこまでとはいかなくても、就寝中に魂=霊體が選択した世界に即した現実に、人はフォーカスするようになるのだと思います。だから、世界で起こていることは共通でも、それに向ける意識は人によって全く異なります。
株価や為替相場が氣になっている人に、足元に咲く花を指摘しても氣が付かないか、氣にもとめないでしょうし、明日の天氣、田んぼの稲の様子が氣になる人に、世界経済、GDP云々という話を持ち掛けても「あぁそうですか…」ぐらいしか返答しようがありません。
結局は「選択」なのですが、そこでどちらの世界を選択するのか?どちらかを選ばなければならないのですから、どうせならば魂=霊體が喜ぶ方を選びたいものです。そこで魂が霊體が喜ぶ方を選択しようとすると、足かせになるのが「肉體=脳」です。魂=霊體が見たい、やりたいと思うと同時に、それに対し「脳」が反駁する。
脳は肉体全体を司りますから、「いやいやそこは現実的に考えて…」と魂の選択に制限をかけようとします。夢の中で現実と非現実がごっちゃになるのは、魂と脳が互いに綱引きをしているからで、起きた時に夢を忘れてしまうのは、起床時の行動において就寝時の綱引きの勝者に勝敗の公正を保つため…とも言え無くはない。
ただ、ここで「頭で思い考える」ことと「魂(本能)が感じる」ことにはあきらかに「陰陽」の隔たりがあって、前者は陰的な思考に対し、後者は陽的な発想です。前者を優先していると、エネルギー體としては肉體にフォーカスされて意識レベルは低下します。俗にいう「頭でっかち」な人は、肉體が未体験なことを想像することができません。従って、頭で判断する人はそこからの一歩踏み出すことを躊躇し、目に見える物質に固執する傾向が強いと思います。
一方で後者は「直感」であり「霊感」であり、その道で大成している人の多くはこの陽的な思考力に優れています。考えるよりも感じて、そのまま行動に移している感じです。肉體にフォーカスしていないのですから、エネルギー體としては高く、だから行動も早い。
エネルギー體としてのレベルがより高ければ、「時」という概念すらも超越すると量子物理学の世界では証明されていますから、一部で流行る「予言」の類は、昇華したエネルギー體が時を超えて「未来の現実」の一つを見てきた結果を予言として表しているとも言えそうです。ただ、こうした「予言」の類が、概して「大災害」「戦争」「経済の破綻」等ネガティブな内容が多いのは、予言を公表する人が「警句」として意図するところの物なのか、予言をする人のエネルギー體がまだ未熟なためなのか、その辺りの理由は知る由もありませんが…
易照の方位予報図 7月14日予報
方位予報図
予報詳報
北…☂️
開門(金)が坎宮(水)に巡りますが、五黄殺同会で凶方位です。お出かけした場合の方位事象、仕事運が低迷しそうです。つまらないミス、ウッカリして忘れ物をしやすい方位です。方位地支が官鬼を帯びて空亡するので、約束を失念していたり、重要な交渉、商談案件がキャンセルになったりしそうです。日辰も官鬼を帯びて方位地支と比和するので、何かとトラブルが多く物事の進展は望めない方位です。健康面は青龍と五黄土星同会で、食あたり特に注意。特におなか周りの冷えに注意
北東…☁
驚門(金)が艮宮(土)より生を受けます。一方で日辰からの作用が無いので☁判定の平運方位です。お出かけした場合の方位事象、大きなトラブルはありませんがコミュニケーションで諸々問題が起きそうです。方位地支の丑(土)が子孫を帯びて空亡するので、家族間では子どもとの意思疎通に難あり。あるいは年長者や親、先輩との人間関係がぎくしゃくしそうです。大きなトラブルというよりも、小さなすれ違いになりそうですが、九星は三碧木星が回座するので、すこし自分を控えめにするぐらいが吉となります。健康面では手足のケガ、無理をして過労による腰痛や関節痛に注意。
東…☂️
死門(土)が震宮(木)に巡ります。宮から門は剋を受け、宮は日辰から生を受けるので門の勢いは減少しますが、凶門の死門(土)の凶意強く悪方位です。お出かけした場合の方位事象、特に交際面での悩み事、問題生じやすい方位です。カップル、交友関係でのお出かけはお控えください。九星の七赤金星が定位対冲で巡る為、氣の緩みから舌禍の暗示有。口論、対立に注意な方位。方位地支が父母を帯び官鬼から合を受けるので、年長者との面会、面接、あるいは書類関係で問題やミスがありこじれそうです。健康面は、呼吸器系、喘息の発作にご注意ください
南東…☂️
景門(火)が巽宮(木)で生を受けますが、日辰からは剋、また日破が重なり凶方位となります。お出かけした場合の方位事象、交際運が特に低迷します。方位地支の巳(火)が兄弟を帯び官鬼を帯びる日辰から冲を受けます。交友知人間で口論対立、支障事が発生しやすいです。九星は八白土星辰(土)が子孫を帯びるので、甘い見通し、目論見が外れ諸事停滞しやすい方位。口先、小手先で解決しようとせず、生じた問題や課題には、じっくりと腰を据えて向き合いましょう。お出かけした場合健康面では、不注意による手足のケガ、特に左手左足、関節痛や腰痛に注意しましょう
南…☔️
杜門(木)が離宮(火)に回座。宮からは作用がありませんが、日辰から生を受けた門が暗剣殺と同会して旺相の悪方位。お出かけに湯注意な凶方位です。お出かけした場合の方位事象、交際運が低迷します。
職場の同僚、友人知人、カップル間での口論、意思疎通のすれ違いが発生しやすい。方位地支は兄弟、官鬼を帯びる日辰から剋を受けるので、発生した事故、トラブルの責任の所在をめぐって口論となりそうです。健康面では、ストレスからの胃腸のトラブル炎症、精神的な疲労感やノイローゼ気味、火傷に注意
南西…🌂
傷門(木)が坤宮(土)を剋します。門は日辰から生を受け旺相です。他のkyぉう方位に比べると凶意は幾分軽いですが、方位としては良くありません。お出かけした場合の方位事象、金運が低迷します。投機、ギャンブルに良い傷門(木)ですが、方位地支の申が妻財を帯びるので、財に傷が付く凶方位。お買い物は不良品や、品質の粗悪なものを購入してしまったり、期待外れな結果に終わりそう。家族間では夫婦喧嘩に注意。健康面、六白金星が巡る方位でぼんやりしていて頭をぶつけたり、無理をして肩を脱臼、関節を傷めそう
西…🌤
生門(土)が兌宮(金)に回座。門は月建と比和してたに凶煞が巡りませんので吉方位です。お出かけした場合の方位事象、金運が良いでしょう。商売や営業では一攫千金の大勝負より、お得意先をこまめに回るようなご用聞き的な活動が奏功するでしょう。お買い物でも高額品より、日用品といったものの購入に吉。使っていたら意外に便利という発見がありあそうです。交際運も吉で、家族、知人友人間での会食、お茶などはリラックス、運氣回復の絶好の吉方位です。健康面は大きな崩れありません。
西北…🌤
休門(水)が乾宮(金)より生を受けます。門は日辰と比和して旺相の吉方位です。お出かけした場合の方位事象、方位地支の亥(水)が官鬼を帯びて日併するので仕事。勝負事、試験、面接で力を発揮しそうです。もう一方の戌(土)が子孫を帯びるので、幸運に恵まれたり、交渉事相手の譲歩を得やすい。九星は一白水星で、誠意を見せれば相手に通じる。金運はまずまずですが、衝動買い。無駄使いの暗示がありますので財布のひもは固めに。健康面は大きなありませんが、冷たい物のの摂りすぎに注意。
凶方位への処方箋
警戒方位…北、東、南東、南
吉方位が北西と西に集中するため効果的な方位除け難しい方位です。
要警戒の南を含め、凶方位には最大吉方の西(🌤)、または北西(🌤)に移動し吉運氣を取り込んでから、吉刻を利用して現地への移動をお勧めします。
注意方位…南西
警戒方位同様に効果的な方位除けが難しい方位です。凶方位には最大吉方の西(🌤)、または北西(🌤)に移動し吉運氣を取り込んでから、現地に移動しましょう。
氣學・本命星日運
一部更新しました。本日該当本命星がありませんので、昨日の予報と大きな変化はありませんが、日辰と宮の関係で、宮から剋を受けているときにに本命星が日辰から生を受ける時、日辰が宮を生じその宮が本命星を生じる関係での指数を一部改訂。
14日、注意本命星は八白土星です。
八白土星…本命星は日辰に生を受けた巽宮(木)より剋を受け、運氣が低迷します。日破が重なる為、色々と予定していたことがうまくいかなかったり、ミス、過失から心労、悩みが生じそうです。文書関係や、上下の人間関係で問題が起きそうですので、報告や提出書類については慎重に
出発吉刻
お出かけに適した吉刻は、辰刻、午刻、戌亥刻です
氣學・日盤及び時盤では、午刻の南東、亥刻の南北凶煞重なります。斧時刻、お出かけにはご注意ください
それでは14日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!
本日もご覧いただきありがとうございます
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