七夕を過ぎて、こんな記事をUPするのもなんですが…、古神道の先生が“七夕伝説”に関するご投稿を、ご自身のFacebookのページにご投稿されておりました。
今日は七夕・・・棚機(たなばた)つ女が、水辺の 機屋で、来臨する神のために衣を織る・・・神と 乙女はまぐ合い、神は村の穢れをすっかり持ち 去ってくれる・・・また、七夕は七夕盆ともいい、 この日から潔斎を始めたり、井戸さらいをしたり ・・・全てが祓い清めの、美しき日の本の祈りの 在り様・・・
このお話から思いついたのが易経台48経「水風井」の卦です。
上卦「坎」は男性卦で、下卦の「巽」は女性卦。
「巽」の五行は木であり、“細長い”という象意から糸を編んで布地をつくり、衣をつくる女性の象意が当てはまります。
上卦「坎」は水であり、天より滴り落ちる雨雫。天与の恵であり、穢れを洗い流す水でもあります。
2爻から5爻までの互體を取ると「火沢暌」となります。卦の意味は「背きあう」という意味ですが、この場合引き裂かれた関係であり、本来許されることのない禁断の恋でありましょう。
ただ、こうしてみると「火沢暌」の上卦は「離=火」で燃え上がる恋心、下卦は「兌=金」で恋い慕いあうお互いの心とも取れ、一方で火は金を火・剋金で溶かしますので、激しい恋情が理性をも融かすようで、なんとも味わい深いです。だから一年に一度しか逢うことが許されないのです。
一方で初爻から五爻までの互體では「火風鼎」が取れます。
下卦の「巽」には巽順、付き従うという卦徳があり、男神の求めるまま乙女は従い、一方上卦の「離」は浄化、離散という卦徳をもって、男神は村の穢れを取り払うという象意を、「火風鼎」読み取ることができます。
火風鼎もまた改革、刷新の時でありますから、七夕を境に季節はいよいよ夏を迎え、成熟の秋が近付きます。
今度は2爻から上爻で互體をとれば「水沢節」で、やはり物事、季節の節目。切り替わりを意味します。
意味するところは「節目」であり、季節の移り変わりです。
今朝の天氣は相変わらずの梅雨空ではありましたが、何とはなしに空氣が、季節が切り替わった気がいたします。(昨日で節が変わっています“午月→未月”)
水沢節の下卦は“兌”で、男神との交わりを喜ぶ乙女の様子で、「水風井」の卦一つから、このように男女間の感情、心の移り変わりを読み取ることができるのが易経の奥深く、面白い所。
そして「水風井」そのものは、村の中心にある「井戸」、いつでも豊かな水を誰もがその恩恵にあずかれるように、整備、補修を行う言葉が卦に掛けられており、古来より伝わる神話や伝説の数々は、易経に由来しているのではないかと想像を膨らませた次第です。
易照の方位予報 7月9日予報
方位予報図
予報詳報
北…☂️
傷門(木)が坎宮(水)より生を受けます。門は旺相でまた日破が重なる為凶方位となります。お出かけした場合の方位事象、方位地支の父母が日辰から冲を受けますので、仕事面上司や先輩、年長者との人間関係上でのトラブルが心配な方位です。九星は九紫火星でカッと熱く成り易いので返答や受け答えは一呼吸置きましょう。また父母の象意から。自動車の事故や故障、書類や伝達のミス、メールの誤送に注意。お出かけした場合健康面では、熱中症、のぼせ、火傷など
北東…🌂
杜門(木)が艮宮(土)を剋します。一方で日辰からの作用はありませんので、門の凶作用は若干軽めで🌂判定です。お出かけした場合の方位事象、金運及び交際運がよくありません。九星は七赤金星巡るのでお出かけした先の勧誘や宣伝は耳触りがよく、つい財布のひもゆるみがちです。また交友関係では舌禍口論の暗示があります。待ち合わせの時間に遅れたり、相手が遅刻したり、時間や場所を間違えたりしそうです。健康面では、ストレスからの過食の暗示。またヒステリー、大声をあげて喉を傷めそうです
東…🌤
景門(火)が震宮(木)より生を受けます。門は日辰と比和するので旺相吉方位です。お出かけした場合の方位事象、交際運が吉な方位です。特に九星二黒土星巡るので夫婦でお出かけするときずなが深まりそう。交友面では明るく楽しい時間を過ごせそうですが、火性が強い方位でカップルは炎上案件、意見の相違から口論となりやすい一方で、感情が高ぶり予想外、あるいは合意のないままに肉体関係へと発展しそうな方位となります。健康面では食あたり、消化不良、腹痛、胃炎等に注意
南東…☔️
死門(土)が巽宮(木)に剋を受けますが、日辰からは門は生を受け旺相し、暗剣殺重なる悪方位。凶意が強くお出かけは要警戒です。お出かけした場合の方位事象、金運が低迷します。方位地支の巳(火)が子孫を帯び、油断や気の緩みが生じやすく、お出かけ先で詐欺に舞い込まれたり、盗難に遭いやすいです。九星は三碧木星巡り、状況打開のために動き回るとかえってことを大きく悪化させます。仕事面でのトラブルや問題は一人で解決しようとせずに、誰かに相談、助言を求めるとよいでしょう。健康面、ヒステリー、ノイローゼ、精神的な躁鬱激しい、左手、左足のケガ
南…☁
驚門(金)が離宮(火)より剋を受けます。門は日辰からも剋を受けるので凶意が減少して☁判定となります。お出かけした場合の方位事象、吉凶半々ですが想定外の事態で停滞していた物事が吉にも凶にも転じやすいです。方位地支が子孫を帯び日併するので、家族では子ども、仕事では部下といった存在をめぐる事象が起きやすいです。お出かけした場合健康面では、油断やうっかりして躓いたり転倒してのケガに注意しましょう
南西…🌤
開門(金)が坤宮(土)より生を受けます。日辰から門は剋を受けますが、吉星の太乙同会するので吉方位として申し分ありません。お出かけした場合の方位事象、金運、仕事運が好調です。お買い物では希望通りのものが手に入ったり、金融機関との融資交渉は通る。方位地支の申(金)官鬼を帯びて日辰から剋を受けるので、業務上の師匠となっていた事態が解消し、進展見られる、あるいは仕切り直しで中断していた物事が動きだしそうです。明日のこの方位での飲食は運氣を大きく改善させます。健康面での大きな崩れはないでしょう。
西…⛅
休門(水)が兌宮(金)より生を受けます。ただし日辰が宮を剋すのと、月建波紋を剋すので吉門巡りますが少々運氣が心もとないです。お出かけした場合の方位事象、仕事運が吉。抱えていたトラブル、支障事は事態が落ち着いてきて解決策が見出せそうです。九星は六白金星が同会するので、仕事面ではプロジェクトの中心を担ったり、リーダーシップを発揮できそうです。健康面では大きく悪化することはありませんが、疲労からめまい、軽度の頭痛を患いそうです
西北…☂️
生門(土)が乾宮(金)に巡ります。宮からの門への作用はありませんが、日辰波紋を生じます。但し五黄殺同会で凶方位となります。お出かけした場合の方位事象、金運がよくありません。財布を忘れたり、貴重品をなくしたりしそうです。方位地支の亥(水)が父母御帯びるので携帯の忘れ物、紛失にも注意しましょう。仕事面では独善的と周囲から孤立、批判されたり、思ったことが予想通りに進捗せずストレスを感じやすいです。健康面ではストレスから異を傷めたり、飲食を司る青龍が同会するので食あたり注意です
凶方位への処方箋
警戒方位…北、南東、北西
要警戒の南東へは南西(🌤)への方位除けが可能です。南西に移動後。現地入り東(🌤)への移動となるよう調整してください。現地への出発吉刻を利用するとなお効果があります。東(🌤)への方位除けも可能ですが、その際の現地入りは南(☁)方位となるので、東での滞在時間永めに取り、吉運氣を十分に取り入れてください。
北と北西は効果的な方位除けが難しい方位となりますので、直接現地入りせず一度南西、又は東の吉方で吉運氣を取り込んでから吉刻を利用しての移動をお勧めします。
注意方位…北東
東(🌤)または西(⛅)での吉運氣を取り込んでからの移動が良いでしょう。ただし東にいづした場合、現地入りは北(☂️)となるので、吉報の滞在時間は少し長めに取りましょう
氣學・本命星日運
9日注意本命星の方は、一白水星、三碧木星、九紫火星です。(お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります)
一白水星…本命星は坤宮(土)に回座。宮からの剋を受けます。暑さが厳しくなってきて、一白水星の方は少々夏バテ気味、特に胃腸が疲れやすい時期ですから特に飲食にご注意。極端に冷たい物、味付けの濃い物は避けた方がよいでしょう。飲料も同様です
三碧木星…本命星は巽宮(木)に回座。宮からの比和の作用があるので大きく低迷はしませんが、暗剣殺を抱えるのでストレスを抱え込みやすいです。大きなトラブルはなくとも、小さなトラブルが次々に重なって疲労感が増しそうです。適度な気分転換、小休息を心掛けましょう
九紫火星…本命星坎宮で定位対冲です。ここに日破が重なるので物事が諸事進展せず心労、疲労を重ねる方位。上司との衝突、衝動的な言動行動で問題を起こしそうです。いつも以上に「冷静」を意識しましょう
出発吉刻
お出かけに適した吉刻は、卯刻、午刻、申酉刻です。
氣學・日盤及び時盤では、卯刻の南東、北西、申酉刻の北、凶煞重なりますので注意してください。
それでは9日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!
本日もご覧いただきありがとうございます
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