「五行易」占例 夢占い「取り締まりに遭う夢」
夢の内容
50㏄の原付バイクを運転しています。片側三車線の広い国道を走っています。
交差点のところで信号が赤になり停止したところ、十字路の影で警察が違反の取り締まりをやっっていることに氣が付きます。
自分は何も違反した意識はありませんでしたから氣にも留めていませんでしたが、警察官と思しき人が近づいてきて、私に対し取り締まりをしようとします。
私が「なんの違反なのか?」と問うと、相手は「停止する時は“停止します”と宣言しないといけない決まりです」と答えます。納得しない私が反論すると、相手は警察官ではなく交通安全協会所属の協力員ということがわかり「取り締まる権限がない」と私が主張すると、相手は交通安全啓蒙に関わるチラシを私に押し付けて居なくなりました。
解放されて再び運転を始めますが目の前を走っていたバイクが転倒する光景に遭遇し、それ以上の運転は止めて、歩道をバイクを押して歩きます。
場面が一転し、路上で何かイベントが行われているところを通り抜けます。やがて駅につき、駅の向こう側に渡りたいのですが、手段がありません。
エレベーターで駅舎の中に入ろうとしますがエレベーターは小さくてバイクを押したままでは入れません。仕方がないのでバイクを押しながら階段を上り始めますが、後ろから親切な男性が手を貸してくれ、ようやく易の向こう側にたどり着くことができた…というところで目が覚めました。
立卦及び卦象
バイクを運転中、取り締まりに遭って足止めされますから本卦は「風天少畜」、之卦はバイクを押して歩き始めましたので、爻辞に「車を舎(捨)てて徒(かち)よりす」の爻辞がある山火賁を之卦に採用します。
用神は世爻の初爻父母の子(水)。父母=バイクで原付を運転する様子を表します
忌神を帯びる辰(土)の下に官鬼酉(金)が伏神します。伏神する官鬼は交差点の影で交通違反を取り締まる警察を表します。一方で発動するのは五爻の子孫の巳(火)。これは警察だと思っていたところ、正体は「交通安全協会の協力員」でした。巳(火)は「巳酉丑」の金局の長生にあたり五類は子孫で警察の下部組織です。
世爻の帯びる五行は水で五爻の子孫は火ですから、「不当な取り締まり」という私の主張に相手は逆らえません。世爻は朱雀を帯びるので、抗議する私の様子を表します。
五爻も世爻の子(水)と同じ地支を化出する回頭の剋ですから私の主張を受け入れて退散します。帯びる青龍には「学び」という象意がありますので、交通安全を啓蒙するチラシを私に提供しました。
応爻が駅。墓運であり、世爻の忌神でもあるのでバイクを押した私(世爻は卦身を帯びるのでバイクを押している様子を表します)は、駅を渡ることができません。また通過したところで遭遇した路上イベントは、世爻から五爻の子孫を剋す関係に現れており、五爻の帯びる青龍はそういった娯楽という象意があります。
二爻の兄弟の寅が日併して発動します。これが階段で後ろからバイクを上げるのを手伝ってくれた親切な男性です。帯びる勺陳は丘陵の象意があるので、階段を表します。発動する本爻が陽爻(—)でありますから、男性を表しています
占断
世爻は父母を帯び、月併と旺盛です。五爻の子孫が月建に剋を受ける所を日辰から生を受けて発動します。週末の誘われたイベントの事でしょう。盛り上がりそうです。
化爻が用神に化していますので、イベントに参加する私の様子で同様に楽しいひと時を過ごせるか、新たなご縁を頂戴でき、充実したひと時を過ごせるでしょう。父母は学びの象意があるので、自身にとっても大いに得る所のあるイベントとなるでしょう。
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