「入力不力」 易照の方位予報8月2日予報

方位予報
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入力不力

 

「人間の第一義は、何を為すかということではなくて、何であるかということである。」安岡正篤

易の卦も同じだと思います。

何かを出して占った時、出た卦の意味、象、掛けられた辞などから問いの答えを探っていくわけですけれども、そこに占者の「中(当)ててやろう」、「吉が出るとよい」などの私情が入るとかえって読み取りが複雑になります。

相談を受けて、相談者に親身になって応援したい、背中を押してあげたい…という氣持ちはもちろん大切ですけれども、初めからそういった念が卦に入ってしまうと、かえって難しい読解となり誤占につながります。

先日も、とあるところで「レイキ」の施術の体験を受けた時に、その人の患部、氣の滞りを探す(感じる)時に、「さがしてやろう」「治してやろう」という私情が入るとかえって滞りが見つからなかったり、施術がうまくいかないと施術者からアドバイス頂きました。

チャネリングでもハイヤセルフからの答えを得たいときに、「メッセージが降りる」と固定観念にとらわれていると、周囲の外応に氣づかず答えを見逃したり、「聴きたい(映像として見たい)」と念が入るとかえってそれが得られないことに心が焦りを感じ、よりそのメッセージを受け取る感度が下がることをしばしば自覚しています。

卦を立てる時に「無心」であることは重要ですが、「無心」を意識するとそれはかえって「無心であらねば」という焦燥感を掻き立てて、かえって心が乱れます。

「入力不力」

とは、相田みつを氏の詩集所収の辞。

 りきんだらダメ
 たるんでもダメ
 ちからをいれて りきまず

 それがなかなかむずかしいんだよなあ

相田みつを『にんげんだもの』

非常にとらえようのない言葉ですが、私の場合何かを知りたい、問いたい内容を心に強く念じる。その時に體も緊張するのですが、念じた後にスッと力を抜く。その刹那が「入力不力」に近い状態で、その瞬間に卦を立てます。

たまに見る夢も、意識ではしっかりと力が入っているような感覚ですが、肉體は寝ているので力が入っていない。ひょっとすると「入力不力」に近い状態なのかもしれません。

その時に出した卦を「それがなんであるか」…何を意味するのか?と考えるのではなく、なんでこのタイミングで、この問いに対してこれが出たのか?を素直に読卦する。それが相談者に寄り添った一番素直な占断につながる氣がします。

自分の事は当たるのに、他人のことはとんと当たらない(分からない)時期がありました。「五行易」で出した卦で、本卦と之卦を見比べた時に、発動する爻が多ければ多いほど解読が複雑になり、吉なのか凶なのか堂々巡りで迷宮に入ったような感じになります。発動爻が多い卦となると占断に当り大変緊張したものですが、最近は発動爻が多い卦ほど事象の裏付けが採りやすいので、かえって物事の背景が手に取るようにわかります。

論理よりも感覚的な物で、こればかりは数多の「五行易」の専門書を何冊読もうと、会得できない、まさに「入力不力」と同じように説明し難い所です。

もちろんこの道にも「秘伝」と呼ばれる技法は存在するのでしょうけれども、「秘伝は誰かに伝えると秘伝とは言えなくなる」のですから、多分自分自身でその域に達するよりほかに手段がないのだと思います。

ただその域に達するために「達するんだ」「努力するんだ」と負荷をかけることは、かえって「力み」に通じ、かえってそういったことを意識しない時に、自然とその域に導かれていくのではないか…と考えます。

なんともとりとめもない話ですが、予報の枕のこのコラム部分も、ネタをひねり出そうと頭を絞るとかえって浮かんできません。草刈りしながら、夕飯を作りながら、食事をしながら、掃除しながら…の「ながら作業」の方がかえって良い閃きが生じるようです。

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 8月2日予報

方位予報図

予報詳報

北…☔️

杜門(木)が坎宮(水)より生を受けます。ここに五黄殺、日破が重なる要警戒の悪方位。お出かけした場合の方位事象、方位地支官鬼を帯びるので事故や犯罪に巻き込まれたり、病氣や怪我といった体調面でのトラブルも懸念されます。金運、交際運、仕事運諸事凶。物事は自身の過失から壊れたり、破綻する凶方位です。方位除け等の手当てが必要不可欠です。健康面、急な発熱、突発的な発作や腹下し、勿論事故などによる怪我にも注意

北東…🌤

景門(火)が艮宮(土)に回座。門は日辰と比和旺相で吉方位です。お出かけした場合の方位事象、方位地支は寅が父母、丑が子孫を帯び悩み事、問題を抱えている人この方位の年長者、先輩や師匠に相談すると吉。お出かけすることで吉報が舞い込むこともあるでしょう。子孫は兄弟の日辰から生を受けるので、友人や知人職場の同僚が力になってくれそうです。九星は三碧木星回座で消極よりも積極、慎重さよりも大胆さが幸運を招きます。健康面は火勢が強いので熱中症にご注意ください。

東…☂️

死門(土)が震宮(木)より剋を受けますが、門は日辰から生を受けて旺相の凶方位です。お出かけした場合の方位事象、交際運が低迷します。方位地支は父母御帯び、九星は七赤金星が巡るので口論や舌禍の暗示。軽率な言動が引き金となったり、言葉が足りず誤解を生じやすい。特に上下間の人間関係での言葉のやり取り、コミュニケーショントラブルにご注意ください。健康面、ヒステリー、神経の躁鬱が大きく気苦労を重ねます。呼吸器系や喘息の発作などにご注意

南東…☁

驚門(金)が巽宮(木)を剋します。一方で門は日辰から剋を受けるので、凶作用は軽減の☁判定です。お出かけした場合の方位事象、交際運が低迷です。方位地支は兄弟を帯び、特に交友関係間で疑惑、誤解を招いて関係にひびが入りそう。特にカップルや夫婦はご注意。一方で金運面では、友人からのサプライズプレゼントがあったり、思わぬ臨時収入が得られることもありそうです。健康面、段差などの躓いたりうっかりとした過失から転倒してのケガ、打撲などにご注意ください

南…☂️

吉門の開門(金)が巡りますが暗剣殺同会で凶方位です。お出かけした場合の方位事象、金運がよくありません。方位地支が兄弟を帯び日併するので、金銭に関わること諸事損失多く、特に勧誘や宣伝広告、友人からの借財の申し入れ等諸事凶。営業や商売もこちらの努力ばかり空回りして成果が上がりません。九星は四緑木星で信用問題に不安、仕事面ではクレームを受けたり、コミュニケーショントラブルに注意しましょう。健康面、胃腸が弱く消化器系の疾患、頭痛、過呼吸、パニック障害等

南西…⛅

休門(水)が坤宮(土)から剋を受けます。宮は日辰から生を受けて旺相なため、門への剋の作用が強く吉運氣が減少気味です。お出かけした場合の方位事象、金運面がまずまずですが、方位地支の申妻財を帯びて日辰から剋を受けるので、金額の大きなお買い物や契約は不可。子孫の未が旺相で、理性を失いがちです。一方でこの方位での飲食は運氣を大きく回復させます。休門(水)作用で、心身共にリラックスできるでしょう。交際面では友人知人、カップルなど誘い合っての会食やお茶に吉方位。健康面、暴飲暴食の暗示有。

西…🌤

生門(土)が兌宮(金)に回座。門は日辰から生を受けて旺相の吉方位です。お出かけした場合の方位事象、金運が好調です。方位地支、妻財を帯びて空亡するので、お買い物では欲しい物が予想よりも低価格で購入できそうです。一方で営業、交渉、商談事は同業他社との競争で少々価格面で譲歩を迫られるかもしれません。九星は二黒土星が巡るので、技巧よりも素直、弁舌よりも誠意を前面に出した交渉姿勢が奏功するでしょう。健康面は大きな崩れはありません

北西…☁

傷門(木)が乾宮(金)より剋を受けます。宮は日辰から剋を受けますが、門への作用はなく☁判定。お出かけした場合の方位事象、方位地支の亥(水)が官鬼を帯びるので体調面、健康面に不安な方位です。傷門(木)と重なるので、お出かけ先でのケガや急な体調不良にご注意ください。金銭面では、金融機関との融資交渉などは多少の減額はある物の通りやすい方位。交渉事も他生の譲歩は迫られるものの通ります。健康面は飲食が原因の食あたりや腹下しに注意。青龍と子孫が重なるので特に飲料、飲みすぎに注意しましょう

 

凶方位への処方箋

警戒方位…北、東、南

2日とりわけ注意が必要な北へは、西(🌤)へ方位除けを行ってください。西へ方位除け後、現地入りは吉刻を利用し北西への移動となるようご調整ください。万一、方位除けが難しい場合は、できるだけ短時間の滞在にとどめ、用を済ませた後は西、又は北東の吉方に移動して運気を回復させましょう。吉方位での滞在時間は30分超が目安です。

東の凶方位には、南西(⛅)へ方位除けができます。南西に移動後、現地入り北東となるように調整してください。この方位も死門(土)旺相で凶意強いので、現地への移動には吉刻の利用がおすすめです。

南へは少々使いづらいですが北東(🌤)への方位除け可能です。北東に移動後、現地入り南西となるように調整してください。

 

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

2か注意本命星は、四緑木星、七赤金星です。(お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります。)

四緑木星…本命星は離宮(火)回座で暗剣殺が重なります。コミュニケーショントラブルで周囲の人間関係に軋轢が生じやすい。また何かと氣使い、心配りで気苦労が絶えません。ストレスを溜めこみやすいので適度に氣分転換をはかってください

七赤金星…本命星は兌宮(金)に定位対冲で巡ります。日辰から剋を受けるので運氣が低迷します。悩み心労、気苦労の多い一日。特に自らの言動でトラブルを招き悩みをかかえそう。普段よりも行動言動は慎重を心掛けてください

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。
日盤より運氣を推断する法
日盤を使った運氣及び発生する事象の推断法を解説します
九星氣學 傾斜宮早見表
九星氣學におけるご自身の潜在意識、内面的性格を推断する『傾斜宮』を割り出す早見表です
九星及び定位宮の主だった象意
各九星及び定位の宮が司る主だった象意について解説します

出発吉刻

 

お出かけに適した吉刻は、子丑刻、午刻、酉刻です。

氣學・日盤及び時盤では、子刻、午刻の南北、凶煞重なるため注意方位となります。

それでは2日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます

(易照が実現したいこと) 
来年の四月には、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています 
お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 
鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 
3年以内に「五行易」ないし運命學に関する本を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています
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