「車は乗り続けることができるか?」
マイカーの6か月点検でした。車検の際もディーラーの整備士に「バッテリーが購入時から交換していないので交換をお勧めします」と言われていますが、電気自動車ですので起動時にそんなに大量の電氣を必要としないはずです。購入時に、万一バッテリーが上がっていても、本体の電池から供給される…という説明を受けているので、この辺り交換が必要なのか正直不明です。
ちなみに交換となると3万位…といわれ、少々お高くて躊躇してしまいます。
立卦及び卦象
占的「バッテリー交換無しで車は乗り続けることができるのか?」
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知りたいことはバッテリーの交換の必要性ですが、「自動車に乗り続けることができるのか?」が最終的な問いですから、「自動車=父母」を用神に見ていきます。
二爻「官鬼」の寅(木)の下に伏神しています。
伏神ということは弱いです。バッテリー液…ということから類推して、液体、水といった象意がある玄武が六獣として付くのは、確かにバッテリーが弱っていることを情報として示しています。
しかし、原神である「官鬼」の寅(木)が卦身を帯び健在です。原神を剋する仇神、上爻の子孫の酉(金)は日辰から生を受けるものの日辰の墓運で静爻です。
忌神にあたる初爻の「妻財」の子(水)は発動していますが日辰から合を受けて合住して発動を封じ込められています。
占断
占断「まだ乗れる」
用神が伏神しているということは、伏神中は「空伏墓中凶を避く」の法則から忌神の剋を受けません。
従って交換無しでもまだ乗れます。
伏神の用神が表に出てくる時、又合住している忌神が冲を受ける時に支障が出てきそうです。当面の応期は、来年の午月(6月)でしょう。
事象を見ると、世爻が「兄弟」を帯び交換に関わる高コストに辟易しています。空亡ながら発動して「父母」の午(火)を化出していますので、交換しなくてもまだ乗れるという決断を下す一つの要因となっています。但し化出爻は用神と同じ「父母」で午(火)と、伏神する用神巳(火)と地支が異なっているので、来年の午月には交換した車に乗る…という事でしょう。
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