占的「サル痘は世界的なパンデミックを引き起こすのか?」
立卦及び卦象
本卦「山風蠱」、之卦に「艮為山」を得ました。
本卦は腐る、皮膚が壊死するサル痘という病気を想起させます。
之卦は停止、停滞を意味し、世界的な感染拡大が経済活動をマヒさせてしまうのでしょうか?
用神は官鬼で取ります。
官鬼は三爻に現れ朱雀を帯類します。朱雀は火の鳥ですから、サル痘もまた熱病です。
官鬼は月建に比和。これは2年前にも流行が確認された様子でしょう。ただし日辰からの作用はありません。
原神も初爻と四爻に現れていますが、共に発動を見ません。但し初爻は日辰から合を受けて合起しています。合起とは通常の動爻とは弱い発動と見ます。そしてこの時日辰帯類の五類より促されてしぶしぶ動く…そんなイメージです。
日辰帯類の五類は「父母」ですから、父母には組織、権威という意味が有ります。
つまりこの場合の父母はWHOでしょう。
WHOが緊急事態宣言を出して、サル痘の流行が演出されている様子です。(官鬼は日辰からの作用がなく、原神も自発的に動いていないのですから)
一方で五爻の父母が月建から生を受け、かつ日併と旺相です。そしてその下に子孫が伏神しています。
父母を会社組織に置き換えれば、グローバルな製薬会社が想起。
その下に伏神する子孫はワクチンで、官鬼の酉と子孫の巳は巳酉丑(金局三合)の関係から、巳はその長生にあたります。
月生・日併の異常に強い父母が子孫を伏蔵する…つまり流行に先立ち(企業はWHOがパンデミック宣言を出すことをあらかじめ知らされていて計画的に)ワクチンが準備されている様子とも。
この後、サル痘ワクチンなる薬が出てきて接種を推奨する動きがでてくるかもしれません。
但し官鬼は月建に比和するとはいえ発動を見ません。WHOが大騒ぎするほどの強い感染力を持ってはいない。むしろ、これを人類社会の危機…のようなヒステリックなパンデミック宣言が出されることを懸念します。
結果
アフリカおよびアフリカからの移民が多い欧米を中心に感染が拡大していますが、パニックに至ってはいません。
なお、アフリカにワクチンが供給されることになってるようです。
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