占的「バイデンは大統領選挙に出馬できるのか?」
立卦及び卦象
本卦「水雷屯」、之卦に「水風井」を得ました。
本卦は生みの苦しみ。芽が出そうで出ない。
支持率が低迷しているバイデン氏の様子でしょうか?一方で之卦は整備、準備を意味する卦を得ましたので、水面下では現職の強みを生かした選挙準備を進めていそうです。
折しも、トランプ氏にも過去の女性問題をめぐって有罪判決が出ていますから、両陣営の対立候補へのネガティブキャンペーン、足の引っ張り合いとさながら泥仕合の様相を呈してきました。
用神は選挙への出馬の有無を問いますので官鬼を用神とします。
三爻と五爻に官鬼が現れています。五爻は至高の尊位ですから現職の大統領、バイデン氏です。
そして房主の予想通り五爻に勾陳を帯びました。
勾陳はぼんやり、曖昧といった意味から病傷の象意の一つに「痴ほう」が有ります。五爻は月建から生を受け、日併と旺相。もしこの官鬼をバイデン氏の「認知症」と断じるならばその症状はますます深刻化すると断じます。
最もこれは出馬の有無を断じる卦ですから、旺相、日併という用神をもって出馬すると断じます。
そして、なんとも因縁…でしょうか?
三爻をトランプ氏と見ます。発動していますから活発な選挙活動、情報発信を以て支持率ではバイデン氏を先行しています。一方で発動先は本爻辰を合する酉(金)を化出、爻の合住を起こしています。
そして、辰は日辰に対して冲を受けます。
奇しくも4年前の大統領選を占った際も、トランプ氏は発動する所を日辰に冲されたために“冲散”。諸説ありますが、4年前の大統領選挙は大規模な不正があったとされ、当選者はバイデン氏ではなくトランプ氏であったとされます。
激戦州のひとつウィスコンシン州では開票作業終盤に劣勢であったバイデン票が急進して逆転するという不可解な現象が起き、通称「バイデンジャンプ」と呼ばれています
その時と全く同じ現象「日辰からの冲を受ける」トランプ氏。但し今回は爻の合住を起こしているところを日辰から冲されます。
号は冲を受けると解けるというのが「五行易」の機関の解釈。之を以てトランプ有利と見るべきなのか、日併する五爻を優位と見るかは別占してみましょう。
それでも非常に難解な卦が出ると思われます。
結果
立占時、バイデン氏も出馬を名言
民主党公認候補として予備選で勝利を得ていました。
しかし、この後のトランプ氏との討論会で醜態をさらし、党内から引退を迫る声が強くなり、最終的に殷胎を表明。
応爻が月生、日併と大過と判断しても良い卦です。
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