一年後の自分からのメッセージ
チャネリングの講習を受けるに先立ち、お師匠より今回のテーマを提示されました。それが表題のテーマであるわけですが、ならばどうせならばこれを「五行易」で読み取れないか?ということです。
テーマは「一年後の自分からのメッセージ」なわけですが、占いのジャンルとしては「身命占」に該当します。
立卦及び卦象
用神は身命占で「世爻」をとります。四爻の妻財丑(土)です。月建の午(火)に生を受け、日辰の戌(土)にも比和で旺相です。発動して父母の亥(水)に化しています。
世爻は原神である子孫の午(火)を伏蔵します。
忌神は二爻の父母の亥(水)下に伏神して空亡と全く無力です。
世爻に「妻財」が付くので鑑定やセミナーによるお志事の収入が増えている様子で、世爻自ら子孫を伏蔵するのは、それを楽しんで行っている様子です。
問題は父母に化す世爻。この父母の象意をどのように取るか…?です。
父母には「悩み・心労・ストレス」といった意味があり、卦象は「地風升」から「沢天夬」に変化していますので、順風満帆の「地風升」中に、慢心が生まれ決壊を意味する「沢天夬」で、未来の自分はそのことを戒めているのだろう…と判断しました。
チャネリングによる結果検証
チャネリングによりハイヤセルフから降りたメッセージ(今回は映像と外応でした)
まず初めに浮かんだ映像が「黒板」と、ノーベル賞を受賞された大村博士のトレードマークにもなっている「縁なし帽」を被った私。(利休帽というのだそうです)
モロ易者の姿ですから実際に鑑定業に携わっている。黒板は講座、教室で「五行易」のセミナーなどを開いている様子でしょう。
そこで今度は「父母」の意味を尋ねたのですが、「悩み、心労を抱えるのですか?」という問いに対し、ハイヤセルフはNO
そこで考えたのは「父母」には「本」という象意があります。常々「3年以内に本を出版する」と宣言していますので、このことかもしれません。
「父母は本の出版ですか?」との問いを発した直後、講座の会場近くの駅で特急列車の通過のアナウンスが鳴り響きました。これは「外応」で、特急列車ですから早い。三年ではなく来年には実現できてしまいそうです。五爻の父母の亥(水)が発動して官鬼の酉(金)に化す回頭の生。また上爻で酉(金)が卦身を帯びていますので、官鬼=占い(仕事)関連の書籍であることを卦象でも示しています。
そんなハイヤセルフからのメッセージは、「せっかく占ったんだからもっと出した卦をよく見なさい」でした😆
ところで同時に受講した生徒さんと、お師匠についても事前に「五行易」で立占しました。大変興味深い内容で、ご本人様の許可を得ましたのでこちらでご紹介します。
同時受講の生徒さんの卦象
用神は「世爻」で二爻の官鬼の午(火)。月建の未(土)に合の月合で強いですし日辰巳(火)と比和で旺相です。
忌神は初爻下に伏神し飛神の辰が日辰から生を受けて強いので表に現れません。但し世爻とは子午の冲のかんけいにあります。
世爻は原神である妻財の寅(木)を伏蔵します。
卦象としては世爻が強く忌神は伏神するので問題ありません。
事象としては傍爻に子孫の子(水)が伏神して世爻と爻冲の関係にありますので、生徒さんのお孫さん。氣になって氣になって仕方がない様子です。世爻の伏神妻財の寅(木)は、ご主人のお仕事に関わる事でしょう。ただし世爻は旺相なので大きなトラブル、問題は発生しません。
世爻が官鬼を帯びるということは何か病気や怪我…といったトラブルを心配しますが、世爻は月合、日辰の生を受けていますので旺相ですからそういった心配よりも、公私ともに多忙を極める様子…と判断しました。ただ、世爻に白虎が付くので少々お孫様への気遣いが子育ての干渉のようにとらえられるかもしれない…子どもは自然に大きくなるし成長しますよ…と未来のご自身からのメッセージとして占断しました。
チャネリングによる結果検証
生徒さんはチャネリング中、左ひざと左肩に冷氣を感じたそうです。お師匠曰く「左側はそういった霊的な存在が憑く側ですよ」(…世爻に官鬼が付いていますが…😅)
これは冗談で、仮に霊障であれば世爻は月建や日辰から剋を受ける等、衰弱するので問題ありません。むしろ守護霊とか指導霊的な高次元の存在の応援が入っているとみるべきでしょう。そんなハイヤセルフからのメッセージは「大丈夫!」とのことでした。
お師匠の卦象
師匠はチャネリングに通じているだけにハイヤセルフからのメッセージが大変明快活具体的でした。
用神は「世爻」で四爻の未(土)です。月建の未(土)に月併、日辰の巳(火)から生を受けて旺相です。
傍爻である三爻の下に子孫が伏神するので、夢ややりたいことが実現に向けて近づいている様子です。
原神が両現して初爻は発動しています。原神の巳(火)は日辰と同じ地支で日併しますので非常に強力で、之が原神に付くということは内外から力強い応援が入るということです。
忌神の卯(木)も両現していますが、こちらは共に静爻で暦からの作用もない衰爻。
卦象を見るに運氣は盛大です。
お師匠が夢てして描いていることが実現に向けて着実に進む吉象、ただし世爻が静爻、ここに青龍が付きます。
この場合の青龍は「甘え、怠惰」の意を汲んで、「現状に、好調さに身を任せて甘んじていてはダメ。もっと自ら積極的に動きなさい」ということが、師匠の未来からのメッセージと断じました。
チャネリングによる結果検証
師匠のハイヤセルフからのメッセージは明快で具体的です。まず来年、自身が思い描く夢の一環でとある会社と師匠との間で契約が取り交わされる。その会社は師匠の夢の実現に大きな力になってくれ、パートナー的な存在となる。
11月11日が何かが大きく変わるラッキーデー
ハイヤセルフからのメッセージは「もっと自分を信じなさい」…とのことです。
改めて卦象を確認してみると、原神である巳(火)が父母を帯びます。
父母には「会社」の象意があり、この原神が応爻を帯びます。応爻という爻位も自分に対する「パートナー」ですが、この父母が兄弟に化していますので、会社ですが文字通り兄弟のようなパートナー的な存在になるということを示しています。
日併する原神ですから大変強い用神への支援となります。
11月11日というキーワードはどこから判断できるのでしょうか?
「五行易」の応期を推断するのであれば値をとるか合か冲を応期として採用します。
卦中特異な爻はやはり日併している巳(火)の発動です。則ちこれ冲する亥(水)。亥は11月です。卦中にはもう一つ巳(火)が五爻に現れていますので、これにも意味がありそうです。
「ひょっとして11月11日は巳日か亥日なのではないですか?」と私。
暦を確認すると11月11日は亥日でありました。
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