九星本命星と各宮の五類の相関関係 易照の方位予報7月27日予報

方位予報
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九星本命星と各宮の五類の相関関係

氣學の九星で、特に土星の人は苦労をしょい込んで生まれてきた…という話を聞いたことがあります。九星の帯びる五行の中で土を帯びる星は二黒土星、五黄土星、八白土星です。

数が多いことと、一方で暦の関係を見ると土を帯びる年月日が多いですから、それだけ暦の作用を強く受けるのではないかと思います。ところで、当サイトオリジナルで採用占断に利用している「盤」ですが、中宮に回座する九星の五行と、各宮の帯びる五行との相関関係をもとに、「五行易」と同様に五類を割り振った場合、面白い結果が見えてきました。(画像はクリックすると大きくなります)

盤の中宮は「兄弟」に固定です(四柱推命で言うところの日柱の日干のような存在です)。盤の中宮回座の星と各宮が帯びる五行の孫奐関係から五類を割り振った物が盤の周囲の「父母、兄弟、子孫、妻財、官鬼」です。そうすると、土星は各宮に回座した時に帯びる五類に非常に偏りが見られます。

二黒土星は兄弟が極端に多いです。五類の兄弟は破財の星であり、ストレス、支障事、苦労といった象意がありますので、二黒土星の象意では他人への奉仕、コツコツ地道な努力、他人お苦労を背負いこむ一方で、金運は総じて財を成すという星ではないようです。

五黄土星は兄弟が3つ、妻財が3つ、官鬼が3つで父母と子孫巡る機会がありません。五黄土星は起伏の激しい激動の星とも言われ、金運面では出入りが激しい。金運の星「妻財」と破財の星「兄弟」が3つずつ配されているのも象徴的です。また官鬼が多いのは、何かとトラブルに巻き込まれたり、大病を患う人が多いのも五黄土星の特徴です。

八白土星は二黒土星同様に回座する宮が兄弟を帯びることが多く、この場合の兄弟は破財というよりも「個性」「独特」といった部分が強調され、八白土星の頑固さや意固地な面が強調されているのかもしれません。

その他の星を見ると、三碧木星が妻財が巡るときが無いのですが、逆に妻財を生じる関係の子孫が三回巡ってくるので、どちらかというと自ら稼ぐよりも周囲から、あるいは親からの援助などが期待できる感じです。

四緑木星は官鬼が巡るタイミングが五黄土星と並んで多く、この場合の官鬼は病傷トラブルというよりも、仕事運ととらえると、若いうちから成功を収めて頭角を現す人が四緑木星には多いようです。

六白金星、七赤金星はバランスが良く巡る五類の回数も同じですが、そこに差が生じるのは暗剣殺の凶煞が巡るタイミングでしょう。

九紫火星は父母が3つ巡るので、父母⋍学問、教養の象意から教育者であったり、芸術の分野で活躍する人が多いです。

一白水星は妻財が3つ巡り、お金には不自由しない人が多いようです。ただし九紫火星も一白水星も全ての五類がそろっていますので、土星のような極端な偏りはありません。

ただ、氣學の本命星をもってその人の一生を推断するには限界があります。なぜならば、〇〇年生まれの人はこの世にごまんといるわけで、例えば今年六白金星生まれの人が皆等しく同じ人生をたどるわけではありません。氣學ではここに生月をあてて、そこから傾斜宮を割り出してパーソナルな性情に焦点を充てていきますが、それでも〇〇年××月生まれは等しくこの世の中に不特定多数いるのですから、そこから個性や個人の特性を見出すにはおのずから限界があります。

今もって謎なのが、氣學がなぜ推命や算命学のように日盤まで落とし込んで、その人のよりパーソナルな命運を見る推断にまで行きつかなかったこと。そこが今後の研究課題です。

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

異称の方位予報 7月27日予報

方位予報図

 

予報詳報

氣學凶煞と八門の相性が悪い悪日です。

 

北…☂️

死門(土)が坎宮(水)を剋します。宮は日辰と比和するので大きく運氣は低下しませんが、指紋の凶が強く凶方位です。お出かけした場合の方位事象、方位地支が子孫を帯び日併します。家族では子どもに関することで凶事発生しやすい方位です。うっかり目を離したすきに子どもが危険な芽に在ったり、ケガをしそうです。そのほか、目論見が外れたり希望通りに物事が進まずストレスを貯めそうです。諸事凶の悪方位。健康面、ストレスからの胃痛、消化不良、物忘れが多く遺失物などにも注意しましょう

北東…☂️

驚門(金)が艮宮(土)より生を受けます。暦の作用はありませんが凶門旺相で凶方位となります。お出かけした場合の方位事象、金運面がよくありません。方位地支は寅(木)妻財を帯び子孫を帯びる日辰から生を受けます。欲しいが先行して理性を失いがち。九星は九紫火星が巡るのでとりわけ高級品や、高額品見た目の良い物に目が奪われて散財したり、見栄や虚勢を張って大盤振る舞いしそうです。また丑は父母を帯びるので、お出かけ先で驚報、凶報が舞い込んだり悩みをかかえそう。健康面、自身を含め子どもの火傷、熱中症、のぼせ等

東…☀

27日唯一の吉方位です。開門(金)が震宮(木)を剋しますが宮は日辰から生を受けるので相殺されます。吉星青龍も日辰に比和で上々の吉方位となります。お出かけした場合の方位事象、特に交際運が良好です。九星は四緑木星が巡り、友人や知人、カップル間で話も弾み誘い合ってのお出かけに吉。方位地支は妻財を帯びるので、お茶やランチ会食も良いでしょう。金運も好調ですが、衝動買いで散財の暗示があるのでお買い物は慎重に。健康面は大きな崩れはありません

南東…☂️

休門(水)が巡りますが五黄殺と同会です。凶方位。お出かけした場合の方位事象、ケアレスミス、過失が重なり仕事運が低迷します。方位地支の巳(火)が官鬼を帯びて日辰から剋を受けます。甘い見通し、準備不足がたたって商談、営業は不首尾。また上司とのコミュニケーションや連携が取れずトラブルになりそうです。大切な書類の入ったかばんを落したり、書類関係に不備があり、それがもとで問題となったりしそうです。この方位、避けられないお出卦kの場合は、身の回りの手荷物や準備段取りの再確認を行いましょう。健康面は食あたりです

南…☂️

生門(土)が離宮(火)から生を受けますが、宮は日辰から剋を受けます。ここに日破が重なるので凶方位。お出かけした場合の方位事象、この方位も仕事運が低迷します。南東とは異なり他動的、外圧的な理由での破綻、破談が目立ちます。希望と結果が逆になったり、まとまりかけていた案件の条件が吊り上げられたりして難航しそうです。そのほか、事故や怪我などのトラブルにも要注意な方位です。健康面、水難の禍あり。また冷えからくる体調不良、耳鳴り難聴等

南西…☂️

傷門(木)が坤宮(土)を剋します。門は日辰から生を受けて旺相で、宮を強く剋すので運氣が大きく低迷します。凶方位。お出かけした場合の方位事象、交際運が低迷します。方位地支の申の兄弟が空亡するので、友人との約束がキャンセル又は破られたり、相手にうそを疲れたりしそう。投機、ギャンブルには強い傷門(木)ですが、兄弟空亡で損失の方が大きいでしょう。九星は三碧木星で言葉の離鳥にご注意ください。健康面は女性はヒステリー、男女とも躁鬱が激しく気分が落ち着きません。ストレスを貯めこみやすいです

西…☂️

杜門(木)が兌宮(金)より剋を受けますが、門は日辰から生を受けるので旺相です。凶方位。お出かけした場合の方位事象、金運及び交際運低迷です。木用品の紛失、忘れ物や落とし物に注意。お買い物では方位空亡で、目的のものは品切れ、お店が休みなどで達せられず。交際面ではすれ違い、意見の相違でうまく相手に合わせられません。仕事面では交渉事、相手事情で暗礁に乗り上げて痛い、中断、計画の変更を迫られそうです。健康面、不注意転倒による手足のケガ、打撲に注意

北西…☂️

景門(火)が乾宮(金)に回座。暗剣殺が重なる為凶方位です。お出かけした場合の方位事象、金運や仕事運が低迷します。営業や商売は相手にその氣が無く塩対応。条件が厳しく折り合えそう茂りません。お買い物は官入や誇大広告に注意。宣伝に乗せられて買ったもので後悔しそう。九星は七赤金星巡るのでコミュニケーションでの軽率な言動はトラブルの元です。健康面は飲食が原因の体調不良、呼吸器系、喘息の発作など

凶方位への処方箋

吉方位が東のみの悪方位となります。効果的な方位除けができませんので、凶方位へのお出かけ前に吉方位取りを行って東の吉運氣を取り込んでからお出かけください。凶方位への移動は吉刻の利用がおすすめです。

吉方東での滞在時間はおおよそ30分以上が目安です

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

27日注意本命星は、一白水星、九紫火星です。(お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります)

一白水星…本命星は離宮(火)で定位対冲です。日辰と比和するので大きく運氣は低迷しませんが、日破が重なるので何かと疲労感を感じやすい一日です。精神面が疲れ、同時に体調に不調を感じやすいです。こまめな小休止と、気分転換を意識しましょう。

九紫火星…本命星は艮宮(土)で日辰から剋を受けます。対人関係やコミュニケーションでストレスを溜めこみやすい一日となりそうです。また飲食が原因で体調不良を起こしやすいです。冷たい物の摂りすぎで夏バテしたり、お腹を下しそうです。

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。
日盤より運氣を推断する法
日盤を使った運氣及び発生する事象の推断法を解説します
九星氣學 傾斜宮早見表
九星氣學におけるご自身の潜在意識、内面的性格を推断する『傾斜宮』を割り出す早見表です
九星及び定位宮の主だった象意
各九星及び定位の宮が司る主だった象意について解説します

出発吉刻

お出かけに適した吉刻は、子丑刻、卯刻、午刻、申酉刻(酉刻大吉)です。凶方位へは早朝または正午前後、午後遅くのお出かけに適しています。

氣學・日盤及び時盤では、子刻の南北、卯刻の南東と北西、午刻、申酉刻の南、凶煞重なる注意方位です。

それでは27日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます

(易照が実現したいこと) 
来年の四月には、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています 
お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 
鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 
3年以内に「五行易」ないし運命學に関する本を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています
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