五行易占例 夢占い㉝ 「親と子の反発」

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五行易占例 夢占い㉝ 「親と子の反発」

悪夢です(笑)

久々にオカルティックな夢でした。

夢の内容

私と妹で、どこかの国家の最高学府の学生として通っています。夢の中ではどうも妹の方が優秀なようです。

両親はその最高学府の研究員でそれなりの立場です。ただしその研究対象が、「再生医療」なのですが、道徳観念に反する研究をしています。

衝撃的だったのは、その目的のために「生者」を凍結乾燥させて粉末状にし、それを被験者に塗布するという実験。

確かに一見、それまでの実験結果とは異なり被験者は見た目は美しいのですが、長時間その状態を保てません。時間の経過とともに被験者の皮膚はただれ、見るもおぞましい要望に変化します。

それでも両親は「実験は成功だ!」と喜んでいます。

その様子を見て子どもながらに私は反抗心を覚え、それまでの知識を総動員して妹とともに親に反発し実験棟の一角に立てこもります

しかし、妹はやがて親の説得に応じ投稿してしまい、孤立無援となった私があきらめて投降するところで目が覚めました。

なにやら『バイオハザード』顔負けのスプラッターな画像が連続して深く寝付けませんでした。

立卦及び卦象

いつもの通り卦象を類推します。

両親の研究は、社会のため…とは言いながら明らかにやりすぎでありモラルに反しています。そこで本卦は、牡牛が勢いが付きすぎて真垣に角をひっかけて止まってしまう「雷天大壮」です。之卦は、目の前でスプラッターな展開が繰り広げられたので「腐る」という意味より「山風蠱」で卦を立てて見ます。

その他情報としては、両親の医療行為の研究、妹の存在、研究等への籠城といったところ

 

用神の世爻に父母が付き、父母=学校の象意より国家の最高学府に通う私です。

一方でこの父母は、研究と称し怪しげな研究を繰り返す両親でもあり、六獣に螣蛇が付きます。象意は「呪い」といったオカルティックな象意を帯びます。

三爻の「兄弟」の辰(土)が妹です。占日の辰日に日併して強力なので優秀であるという情報です。

上爻の兄弟の戌(土)が発動しているところを日辰に冲されて「冲散」となります。この爻、発動先が寅(木)に変化する回頭の剋で、実験の被験者を表します。玄武を帯びるので、玄武=汚いという象意と、回頭の剋で治療を受けた物のほどなく皮膚がただれてみるも無残な容貌となる様子。

事象として、五爻の申(金)が子孫を帯び、二爻の官鬼と爻冲の関係です。これは両親の研究が「治療=子孫」でありながら、生者を凍結乾燥させ治療に使うという倫理に反した行為を表し、二爻に朱雀=暑熱(乾燥)という情報を示します。

治療そのものはうまくいかないのですが、両親は研究の成果が出たと喜びます。この動きは初爻の妻財の子(水)の発動で、付帯する青龍は医療という象意があり、この爻動いて丑に化すは子丑の合の合住。則ち医療効果が表れていない様子です。ただし世爻(この場合両親)は初爻と子午に冲の関係にあり、実験は成功だと喜ぶ両親の様子です。

世爻は発動して午(火)から戌(土)に変化する「墓化」で両親に反発して籠城する私。上爻の戌(土)は私に同調して行動を共にする妹(兄弟)ですが、冲散でほどなく両親の説得に応じ先に投降してしまいます。

かくいう私も、日辰の冲に化していますので投降してしまいます。

占断

複雑な人間関係を、卦象は屈折しながら見事に網羅するのですが、世爻の発動とともに忌神の妻財の子(水)が発動する。ただし初爻の妻財の合住に最初に目が行きました。

妻は朝早くから遠方の農家の収穫に手伝いに行くと出かけましたが、妻財=妻の合住は帰りが遅くなる。仇神の申(金)は日辰から生を受けて旺相。白虎の帯類は事故や怪我を懸念しますが、発動していないのでその心配よりも、初爻の妻財より遠い五爻に子孫を帯び、これが旺相は「子孫=喜び」で収穫の作業であろう。

これが原因で「妻財」が合住する、則ち帰りが遅くなると断。

 

結果

午後4時頃妻より収穫が忙しく帰りが遅くなるので夕食は先に済ませてほしいとの連絡あり。16時は申から酉の刻で、仇神の申(金)に値刻で仇神が旺となり連絡がきたのでしょう。

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