先ほどまで、トラブルに遭ったHPの復旧に追われ、投稿できなかった占例です。
夢占い⑮
高校時代の私は、偏った文系人間で（今でもそうですが）アルファベットが並んだ公式を覚えるのが大嫌いでした。
高校時代の数学は、軒並み中途離脱。それでも高校受験の遺産で高一までは低空飛行ながらも落第すれすれでしたが、二年からの代数幾何、微分積分はちんぷんかんぷんで、物理と並んで毎回授業を受けるのも苦痛でしたし、試験に至っては、名前以外に書くところがない…というありさまでした。
そんな記憶がどうしてよみがえったのかはわかりませんが、そんな高校時代の苦い記憶とともに、本日の夢占いです。
夢の内容
中間考査なのか期末考査なのかはわかりません。高2の時の代数幾何の数学教師がテストの答案を返しています。数学教師なのに、いつもジャージ姿で髪型が角刈りという体育教師みたいな先生で、相性が悪かったのを記憶しています。
いつもテストの点数は一けたな私が、なぜか88点という高得点で合格です。ところが先生は、いつも落第すれすれの低得点な私が、異常な高得点であることに疑念を持ち、他の生徒の面前で「お前不正行為をしただろう！」と罵倒します。その不正行為というのが滑稽で、いわゆるカンニングではなく、試験の代筆。（つまるところ私でない数学の得意な人物に試験を託した…というのが数学教師の言い分です）ところが、私の方もいつもは低得点で平身低頭なのですが、言われのない罵倒に切れて、「ふざけんなよ！」と逆切れします。普段はおとなしい私の様子にクラス一同唖然。怒りの収まらない私は、数学教師に向かい日ごろの憤懣も含めて反論をまくしたてます。余りの剣幕に、担任の先生も現れて「今回はお前が正しい」ととりなしてくれます。数学教師はそそくさと退散し、クラスメートも私の肩を持ってくれました。その後、場を和ませようと、あるいは私の機嫌を取り持とうと、楽太郎時代の円楽師匠が現れて何やら小話を披露して今したが、ちっとも面白くありませんでした。
立卦
試験、数学…という卦象が易経に見当たらなく、意味するところに悩んだのですが、答案を返されたのは数学の授業です。生徒が先生に教えを乞う「山水蒙」という卦が該当しそうです。そして、疑惑は「代理」を立ててテストを受ける…より、主君自らや表には立たず、代理の将軍を立てて戦に臨む「地水師」という卦を思いつきました。
そのほかのキーワードは、たのクラスメートの前で私を罵倒する数学教師。一方で逆切れする私。また私の肩を持ってくれるクラスメート。この辺りがヒントとなりそうです。
卦象
（画像はクリックすると大きくなります）
山水蒙の上爻は生徒を鞭打つ暴力教師です。この上爻が、五行易で教師の象意がある「父母」を帯びました。帯びる六獣は「不正・疑念」を意味する螣蛇をおび発動しています。
私を表す爻、世爻は四爻で「子孫」の戌(土)。数学教師を表す爻は寅(木)ですから、発動する上爻寅(木)より、世爻は木・剋土と剋を受けますので、教師から罵倒される様子を表しています。
ところが世爻の下には、卦身を帯びる酉(金)が伏神します。伏神の酉(金)は逆に上爻の寅(木)を金・剋木で剋しますから、いわれのない疑惑に対し反撃する自分です。六獣は朱雀で、「ヒステリック、苛烈」の象意があり、逆切れする私の様子を表しています。
三爻の「兄弟」午(火)はクラスメート。子孫を帯びる世爻を火・生土と生じる関係で、日辰の子(水)から冲を受けて暗動します。事が収まってから、私の肩を持ってくれるクラスメートの様子を表します。
日辰の子(水)は「官鬼」を帯びるのでまさに「テスト」の象意。
初爻にも父母が現れ、あとから現れた担任の教師の様子も卦中に現れています。
その後、怒りが収まらない私を慰めるつもりなのか、その場を和ませるつもりだったのか、なぜか若かりし頃の（楽太郎時代）の円楽師匠が居て、何かボケをかましていたのですがちっとも面白くなく場がしらけていました。これは二爻の「子孫」辰(土)の様子で、空亡しています。
占断
上爻のみ発動の独発の卦です。上爻は世爻にとり忌神にあたり、一目見た時に、何か悪い知らせが来るか、悪いことに氣付く…と感じました。「父母」は通信、知らせといった意味があります。ただし寅(木)から酉(金)に変化の回頭の剋ですから、深刻な問題でも大事には至らないでしょう。
結果
お昼過ぎに、HPの不具合に氣が付きました。管理画面にログインできるのに、ログアウトすると自分のサイトにアクセスできないという不具合です。「父母」にはPC,ネットといった象意がありますし、螣蛇も想定外、暗昧といった意味があります。忌神は日辰の子(水)より生を受けますから復旧に難航しそうです。一方で回頭の剋に変化しているので、長引くことはない…
そんなわけで、先ほど復旧いたしました。時刻はちょうど亥(水)刻で、発動する寅(木)を合して停める応期を示しています。
本当ならお昼にはアップしようと思っていた記事ですが、先ほどまでHPの復旧にかかりきりでようやくまとまりましたが、改めて見てなかなか興味深い内容です。
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