夢占い㉒「交通事故」
自分が事故を起こした、事故に遭った…のではなく、事故現場に遭遇した…そんな夢です
夢の内容
帰宅途中、急な坂道を自転車に乗らず押して歩いています。遠くを走る救急車の音こ聞こえています。
目の前に青い軽自動車が徐行して近づいてきて、脇によけて停まりました。バンパーが壊れているので事故車でしょう。
車の中から若い男性が携帯を片手に電話しながら降りてきます。事故当事者で保険会社に電話しているようです。
先に進むと警察官が現場検証を行っていて道路は通行止めです。足止めをされている中年女性が警察官と問答しています。
警察官にう回路を問うと、せっかく上ってきた坂道を下るう回路を示されて、うんざりしたところで目が覚めました。
卦象
易の卦として採用できそうなのは、交通規制で行き止まりの卦「水山蹇」、指示されたう回路は「くだり坂」で、斜陽の「天山遯」が合いそうです
上爻が青龍を帯び発動の回頭の剋で、事故車の青い軽車両。また降りてきた若い男性を表しいます。子孫を帯びているので「保険会社」に電話している様子です。
五爻の父母が空亡しています。一方で日辰の卯(木)に合されています。父母は自転車で、空亡は乗っておらず押して歩いている様子。また日辰からの合、日辰は「兄弟」を帯びますので坂道で自転車を押しながらストレスを感じている様子です。
世爻は「兄弟」を帯び「官鬼」に化す回頭の剋。事故に遭遇し警察官（＝官鬼）の誘導に従う様子です。くだり坂のう回路を示されてうんざり（=兄弟）しています。
二爻「官鬼」下に伏神する妻財は警察と問答している中年の女性でしょう。
占断
世爻は月建巳(火)と合する強い爻です。一方で忌神にあたる二爻の午(火)は月建に比し、日辰から生を受け旺相です。伏神する「妻財」の卯(木)も日辰と同じ地支を帯びて併起となります。この場合、忌神は伏神する「妻財」を伴って世爻を剋しに来る、…という判断から「仕事の依頼」が入りそうです。
忌神は静爻なので、午(火)が旺となる巳(火)か午(火)の日に、依頼が入ると断じます。
結果
午（火）日を過ぎても、音沙汰もなく…これは外したなぁ…と思っていたら、戌（土）日に妻経由で依頼が入りました。妻は近所の乗馬クラブの手伝いに行って、そこで依頼を受けてきました。（午はそっちかい）
冗談はさておき、戌（土）に応じたのは、寅午戌（火局三合）の墓にあたる戌です。墓はしばしば応期を示します。この場合、用神自ら午（火）に化し回頭剋になっていますので、忌神の値ではなく、墓に応じたのでしょう。
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