死者が出てくる夢は何度か見ましたが、いずれも縁もゆかりもある方でした。
今回は、なんだか映画のワンシーンのようなそんな夢。
ひょっとすると、葬儀屋さんは私の過去生の一つなのかもしれません。
夢占い㉘ 「復員した葬儀屋さん」
夢の内容
時代はどうも戦時中の様です。
大陸で活躍した(?)葬儀屋さん(もしくは祈祷をあげる人)の様です。基本営業は昼間のみで夜のお仕事はお断りしていたようですが、戦争が終わり復員するにあたって夜の仕事も受けるようになったようです。
シーンは打って変わって夜のお仕事の様子です。
なんでも死者は成仏するまで飲食はしてはならない…というルールがあるそうで、今回はその禁忌を犯してしまった霊の浄霊。祭壇と亡くなった方の棺が置かれた安置所で、真夜中成仏できずに現れた霊に葬儀屋さんが「だめですよ…」と優しく話しかける…というところで目が覚めました。
立卦
易象として採用できそうなのは「戦時中」より戦いの卦である地水師。(昼間の営業で「火地晋」とも思われましたが立卦したところ事象が合いませんでした)一方で。復員後は夜のお仕事も受けるようになったとのことと、最後のシーンが真夜中でしたので「地火明夷」に相当します。本卦「地水師」之卦「地火明夷」で立卦します。
その他キーワードは「霊魂は飲食不可」という禁忌。主人公である「葬儀屋さん」。禁忌を犯した死者に向かって「説教」している様子でしょうか?
卦象
卦中の官鬼は「霊魂」であり「戦争」を示します。
霊魂で見れば葬儀屋さんが大陸でも復員後も除霊、浄霊に活躍する様子で上卦、下卦の官鬼は葬儀屋さんが場数を踏んでいることを表しています。
二爻の官鬼が退神に化していますので戦争が終わった様子です。
初爻の子孫(官鬼を剋すより除霊、浄霊)が葬儀屋さん。進神に化しているので戦争が終わって復員した様子でしょう。
二爻の官鬼に青龍が付きました。「飲食してはならぬ」という禁忌を犯した結果、霊は退神に化すで成仏できない様子です。
飲食を表す妻財の午(火)の三爻が発動して回頭の剋となるので、死者は飲食してはならないという禁忌を犯した様子でしょう。
発動する初爻の子孫は卯(木)に化し上爻の父母である酉(金)と爻冲の関係にあり、一方で発動する二爻の官鬼辰(土)は上爻の酉(金)と爻合します。父母には「教育」という象意があるので。これを説教と取ります。
占断
内卦準伏吟という良くない形で、世爻は回頭の剋の上に日辰から冲を受けて冲散です。ただし原神は発動していますし、忌神や仇神に動きはありません。
用神自ら発動し回頭剋は、自滅、自戒の象。妻財が付くので金銭に関わること、あるいは飲食に関わることです。
結果
妻が外出したため、夕飯を一人で食べたのですが飲みすぎました(笑)
久しぶりに寿司が食べたくなり、近くの店に出かけたらちょうど目の前で夕方の割引が行われ、思わず2つも買ってしまいました。また久々にジャンクなものが食べたくなり、ナッツにサバ缶、ポテトチップという学生飲みさながらの肴で飲んだところ、悪酔いし寝ようと思ってベッドに向かったところ悶絶。これはアカンとトイレで少し酒を抜いてから床入りと、自分でも何をやっているんだか…と後から思えば苦笑いの結末です。
子孫の原神が進神に化すのは、すしの割引でラッキーを意味し、一方で子孫は「飲料」を表すので酒が過ぎる様子です。世爻は回頭の剋の上絶に化し、冲散ですからまさに自滅です。
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