小早川秀秋は暗殺されたのか？
歴史の謎に「五行易」で挑む！
本日は、天下分け目の戦い「関ヶ原の戦い」で、西軍を裏切り東軍勝利の立役者「小早川秀秋」の死因について占ってみます。
小早川秀秋とは？関ヶ原での裏切りや死因、家紋や子孫について解説！
小早川秀秋とは、安土桃山時代に活躍した大名です。
豊臣秀吉の正室・高台院の甥にあたりますが、天下を分けた関ヶ原の戦いでは西軍を裏切り、徳川軍率いる東軍に味方し豊臣家を衰退に追い込みました。
そんな小早川秀秋の生涯、関ヶ原の戦いにおいての裏切りや死因、また家紋や現代に続く子孫などを解説していきます。
関ヶ原の戦い
慶長5年（1600）の関ヶ原の戦いでは、毛利輝元を総大将とし宇喜多秀家、石田三成らによって結成された西軍と徳川家康を中心に構成された東軍が、関ヶ原だけではなく各地で合戦を繰り広げました。
小早川秀秋は当初、西軍として伏見城での戦いに参加し、本戦において関ヶ原の南西にある松尾山に西軍の伊藤盛正を追い出し、陣を敷きます。
関ヶ原の合戦は午前8時頃に開始したとされ、午前中の戦況は西軍が有利に動いていました。
その際、小早川秀秋は合戦をただ傍観していたとされ、そこに東軍の徳川家康は度々、使者を送り込みました。それでもたた戦を傍観し続ける小早川秀秋に徳川家康は苛立ち小早川秀秋の軍に鉄砲を撃ち掛けたとされています。
このような、徳川家康の威嚇射撃があったとされながらも、小早川秀秋は徳川家康の催促によって西軍を裏切る形で東軍に寝返ることとなりました。
小早川秀秋の最期
関ヶ原の戦いから2年後の慶長7年（1602）10月18日に小早川秀秋は21歳という若さでこの世を去ります。
この早すぎる死去の死因は鷹狩の最中に体調を崩したためと残されますが、一方、関ヶ原の戦いで西軍を裏切り大谷吉継を討伐したため、大谷吉継の怨念ではないかといった逸話も残されました。
しかし最も有力な死因としてアルコール依存症による内臓疾患があげられています。
歴史人
小早川秀秋は、安土桃山時代、天下人となった豊臣秀吉の縁故の血筋をひき、中国地方の覇者毛利家の一角、小早川家に養子縁組され、小早川隆景の死後、小早川家の当主として跡を継ぎます。
小早川家に養子に出される前は、実子が無かった豊臣秀吉の後継候補にも挙げられています。
農家の息子に生まれながら一代で権力者となった豊臣秀吉には、一族に政権を支える人材が実弟の小一郎（羽柴秀長）以外に見当たらず、しかも実子がいなかったため一族の子弟を急いで育成する必要性がありました。
小早川秀秋は本人の意志とは関係なしに、同じ境遇で後継者となった関白秀次（1568年生、秀吉の姉の子）のサブとしての地位を背負う運命にありました。
ところが、文禄2年（1593年）に秀吉の実子、運命の子秀頼の誕生によりこの秀吉の後継者ふたりの運命は大きく変転して行きます。
秀吉は実子秀頼に確実に政権を引き継ぐことを画策し、2年後の文禄4年（1595年）に関白に任官していた跡継ぎの秀次の粛清、一族係累根絶やしに及びます。
小早川秀秋は幸運にも、毛利対策に頭を痛めていた軍師黒田官兵衛により毛利家の跡取りとして、秀頼生誕の翌年文禄3年（1594年）に実子のいなかった小早川隆景の養子として小早川家に送り込まれ、秀吉の粛清の魔手から逃れ得ました。
その後秀吉の朝鮮出兵に従軍、北九州一体を納める有力大名として豊臣政権を支えます。
秀吉死後、徳川家康と豊臣家臣の石田三成等との確執が深くなると、西軍の盟主・毛利輝元に従う形で西軍に属し関ケ原松尾山に布陣します。その数１万五千という大軍を率いての布陣です。
その東、南宮山にも西軍盟主の毛利の軍勢が徳川本陣を伺い、小早川、毛利の両軍勢が徳川本陣をつけば西軍勝利は確実であったといわれています。
明治時代に日本陸軍の基礎を築いたといわれている、プロイセン=ドイツのクレメンス・メッケルは、来日時、関ヶ原の布陣を見て「西軍の勝利」を即断したといわれています。
ただしこの逸話は、近年「西軍勝利」を即断したのはメッケルではなく、関ケ原の古戦場を実地検分した際に同行していた教官ヴィルデンブルヒ少佐の発言が混同されているという指摘があります。
いずれにせよ小早川秀秋が、戦局を左右するだけの戦力、機会を保持していたのは間違いなく、小早川家の寝返りが関ケ原の合戦の勝敗を分かつ分水嶺となりました。
その勝利の立役者として徳川家康も厚遇し、小早川秀秋は旧所領北九州から京に近い備前岡山55万石の領主となります。
ところがその秀秋は関ケ原の戦いから2年後、21歳という若さで病死してしまいます。
その死をめぐっては、過度の飲酒が原因であるとか、鷹狩の際のケガが原因など諸説あります。
あるいは、小早川秀秋の裏切りと攻勢を最後まで抵抗し続、憤死した大谷吉継の呪いとも言われています。
一方で、その早い死で後継者のいなかった小早川家は断絶。その後は東軍の有力大名であった池田氏が岡山城主となっていますから、豊臣の血を引き、20歳という若い小早川秀秋は、すでに老境の域に達していた徳川家康にとって豊臣秀頼と同様脅威であったはずです。
「小早川秀秋暗殺説」
これを調べていても有力な史料や情報は見出すことはできません。
しかし同じような想像を持った人はいるようです。
一方で、史実から膾炙される「裏切り者」というレッテルを苦に精神を病んだり、或いは酒におぼれて死氣を早めたのでしょうか？
占的「小早川秀秋は暗殺されたのか？」
立卦及び卦象
本卦「震地雷」、之卦は「沢山咸」を得ました。
本卦は雷、振動を意味し、激動の時代に揉まれた小早川秀秋の前半生を表していそうです。
之卦は恋愛の卦。これが史実の通り、酒を耽溺したという事象として読み解けば、暗殺ではなく自ら健康を害した様子かもしれません。
官鬼を用神とし、応爻が小早川秀秋です。
官鬼は五爻で発動しています。申（金）から酉（金）に変化する進神です。白虎（びゃっこ）をおび、これは出血や外傷を意味します。鷹狩の際に負った傷が悪化して死に至ったという一つの説を補完します。
一方で応爻が官鬼を生じる原神妻財を帯び官鬼に変化しています。これは秀秋自らが死地に赴くような形です。応爻は月建に剋を受け、既に衰弱です。月建の剋は健康状態や能力に作用しますから、史実に言われる通り、あまり体は丈夫ではなかったか？能力的にも優柔不断で、55万石の大身を統べる君主としては頼りなさげです。
応爻に隣接する二爻は兄弟で、これは秀秋が抱えていたストレスでしょう。初爻で父母が発動、父母は情報、青龍は通信の象意、ただしこの時代電信電話はありませんから、噂話、伝聞、風評でしょう。
初爻を備前岡山の領民と見れば、初爻の子（水）は月建からの作用はありませんから、領主である小早川秀秋を支持していたとは言い難い。また発動先は水局の墓に当たる辰（土）ですから墓化。根拠不明の噂話で盛り上がっていた様子でしょうか？
「裏切り者」と悪様に言ったかどうかまではわかりませんが、小早川秀秋はこの風評をひどく気にしています。
なぜなら二爻の兄弟が裏卦身と合するからです
一方で応爻に隣接する四爻の子孫は日併と強力です。
子孫は遊興の象意がありますから、飲酒を含め、秀秋が気晴らしに鷹狩などに興じた様子でしょう。
徳川家康の思惑はどうでしょう？
上爻を徳川家康と見ます。上爻は老人の爻位だからです。
ここがやはり官鬼を生じる妻財を帯び、戌は応爻辰と冲の関係であるし、卯月に月合と旺相です。決して徳川家康は小早川秀秋を信じきっていたわけではなく、むしろ邪魔でその死を願っている風があります。
ただし発動を見ませんから直接暗殺のような手を下した感じではありません。
ここから「暗殺説」は否定されるのですが、一つこの卦をとある方法で見ると、徳川家康を表す上爻は特異な動きを見せます。
この動きを加味すると、病床にあった秀秋の死期を早めるような、あるいは健康を害するように仕向ける働きかけ、おそらく酒好きであった秀秋に酒を贈る…ようなことは行っていたのではないでしょうか？
従って、秀秋の早逝は偶然ではなく、徳川家康の思惑も絡んだ早すぎる死であったと思われます。
易照の方位予報 3月27日予報
方位予報図
予報詳報
北🌂
小凶方位（傷門休囚） お出かけした場合の方位事象…
金運…吉凶半々。方位地支は妻財を帯び、七赤金星が同会します。お買い物、勧誘や宣伝に惑わされやすく無駄遣いの多い方位です。ギャンブルは好調な場面もありますが、一方で欲深くなり深追いすると損をします。
交際運…やや凶。つまらないことをきっかけに口論に発展しそう。その場を取り繕おうと見え透いた嘘をついたり、嘘に嘘を重ねてしまいそうです。
仕事、交渉、勝負…やや凶。仕事では同僚ともめ事を起こしたり、つまらないミスをして滞りそうです。交渉事、ライバルとの競合が激しく条件闘争となりそうです。まとめるには多少の妥協が必要となりそうです。勝負事、作戦や奇襲が相手に看破され空転。相手のカウンターに混乱しそう
健康面…過食に注意。慣れない物を食べたり飲んだりして体調不良を起こいやすいです。
北東☁
吉凶半々方位（生門・五黄殺・日破） お出かけした場合の方位事象…
金運…やや凶。方位地支は兄弟と官鬼を帯びる五黄殺方位。貴重品の盗難紛失に要注意。また交友筋からの金銭に関わる勧誘、お金の貸し借りは凶。お買い物は希望の物が品切れやお店がお休みだったりしそうです。ギャンブル勘が裏目裏目に働いて、負けが重なりドボン。
交際運…やや凶。家族内、交友関係意見や考え方に隔たり多く、すれ違い、口論や対立事が絶えない凶方位です。
仕事、交渉、勝負…吉凶半々。仕事では自身を含め、同僚がミスを犯してその後始末に追われそうです。取引先からクレームがついたりします。交渉事、ライバルの強力な介入、交渉相手が強硬であったり態度を硬化させて滞りそう。勝負事、ミスからずるずると崩れそう。集中力を切らさないように
健康面…手足のケガや腰痛や関節痛に注意。
東🌤
吉方位（休門旺相） お出かけした場合の方位事象…
金運…吉。方位地支は官鬼を九紫火星が同会します。勝負運強くギャンブル運が好調です。勘が冴え、臨時収入が期待できます。お買い物、高級ブランド品にお得なセール、割引お買い得品がありそうです。価格交渉も奏功するでしょう。
交際運…やや吉。交際交友運、方位地支官鬼が巡る為、若干対立、口論が心配な方位。直情的な物言い、上から目線での意見等、コミュニケーションにご注意ください。お悩み相談に吉。金銭的な相談事にも良い方位です。
仕事、交渉、勝負…吉。仕事では頭の回転が速く、難問、難事象の解決を閃いたり、良いアイデアに恵まれる好方位です。交渉事、相手サイドに深刻なミスや問題が発生して有利に進められそうです。勝負事、打つ手、作戦がピタリとはまって有利に立てそうです
健康面…大きな崩れはありませんが、若干火勢が強いので熱中症に注意
南東🌤
吉方位（開門旺相） お出かけした場合の方位事象…
金運…吉。方位地支は兄弟と父母を帯び一白水星が同会します。お買い物は、交友筋の伝手で特別価格で購入できたり、限定品の購入のチャンスがありそうです。ギャンブルは勘が冴えて好調です。
交際運…吉。交友関係関係に冷水を浴びせられるような事態トラブルが発生して関係が冷え込みそう。カップルは浮気の疑惑を持たれたり、三角関係で悩みそうな凶方位。
仕事、交渉、勝負…凶。仕事では上司や先輩、同僚と意見が衝突したり、言葉の行き違いコミュニケーション不足から対立が生じやすいです。交渉事、ライバルの強力な介入や条件の提示があり相手からなお一層の譲歩を要求され判断に悩みそうです。勝負事、難敵。苦戦必至の方位です
健康面…風邪をひくなど体調が悪くなりそうな悪方位です
南🌂
小凶方位（驚門休囚） お出かけした場合の方位事象…
金運…やや凶。方位地支は父母を帯び六白金星が同会します。貴重品を入れたバッグやお財布の紛失や忘れ物に注意な方位です。九星は六白金星が巡りお買い物もギャンブルも氣が大きくなって理性や自分を見失いがちな方位です。
交際運…やや凶。強引な態度、勝気な態度で相手から反感を買いやすいです。
仕事、交渉、勝負…吉凶半々。仕事ではムラっ氣があり上司や先輩から叱責や指導を受けそうです。交渉事、熱くなりやすく、本質から離れたことに固執して進展が見られません。勝負事、油断大敵。相手を見くびって苦戦しそうです
健康面…のぼせや熱中症、高血圧
南西☂️
凶方位（死門旺相・暗剣殺・天道・天徳） お出かけした場合の方位事象…
金運…凶。方位地支は兄弟と子孫を帯び八白土星が同会する暗剣殺方位です。お買い物、物欲先行で、価格品質にこだわらず散財したり、ギャンブルものめりこんで引き際を誤りそうです。
交際運…凶。夫婦、カップル間で特に意見や考えに隔たり生じ、けんか別れしそうな凶方位です。
仕事、交渉、勝負…凶。仕事では同僚のミスの後始末に追われたり、足を引っ張られそうです。交渉事、ライバル好条件が行く手を阻みそうです。先方からの交渉の打ち切り、先延ばしといった事態もありそうです。勝負事、ミスが多く自滅しそう
健康面…食あたり、腹痛、転倒などによる手足の捻挫や打撲等
西⛅️
小吉方位（景門休囚） お出かけした場合の方位事象…
金運…吉凶半々。方位地支は子孫を帯び四緑木星が同会します。交友筋の伝手で耳寄りな情報をキャッチ。限定品や、限定価格で購入できるチャンスがありそうです。ギャンブルは、思わぬ勝利を引き当てて臨時収入。ただしのめり込みやすいので、熱くならないようにしましょう。
交際運…やや吉。飲食吉。話も弾んで楽しい方位です。カップルは、火勢が強く口論になることがあります。
仕事、交渉、勝負…吉。仕事では、部下の好アシスト。難問、苦境を打開しそう。周囲とのコミュニケーション、連絡を密にすると開運します。交渉事、口数は少なめに、相手の信頼感を勝ち取りましょう。条件の提示、相手は好反応を示します。勝負事、相手に先手を取らせるとミスを誘えて後期到来です。
健康面…胃腸が弱っています。特に飲みすぎにご注意な方位です
北西🌂
小凶方位（杜門休囚） お出かけした場合の方位事象…
金運…やや凶。方位地支は兄弟と妻財を帯び三碧木星が同会します。うっかり貴重品を落としたり、紛失しやすいです。何事も氣が大きくなって財布のひもが緩みがちです。ギャンブルもお買い物も引き際理性を見失わないように注意。
交際運…やや凶。友人同士の争いごとに巻き込まれたり、仲裁に立たされそう。カップル夫婦は口論対立絶えない凶方位。
仕事、交渉、勝負…吉凶半々。仕事では、モチベーションは高いのですが結果が出ません。周囲から足を引っ張られてイライラしたり、同僚に強くあたらないようにしましょう。交渉事、勢いから必要以上の譲歩や、条件を提示してしまいそうです。勝負事、守りを怠って攻めすぎたり、守備に力を注ぎすぎて攻め手を欠きそうです
健康面…ヒステリー、パニック障害、精神躁鬱激しい
凶方位への処方箋
警戒方位…南西☂️
注意方位…北🌂、北西🌂、南🌂
南西☂️、南🌂…南東🌤に方位除けが可能です。吉方位に移動後、現地への移動が西⛅️となるように調整して方位除けを行いましょう。
北🌂、北西🌂…効果的な方位除けが難しい方位です。吉刻を利用して移動するとよいでしょう。
氣學・本命星日運
27日注意本命星は、六白金星、七赤金星、八白土星です。（お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります）
六白金星…本命星は離宮（火）より剋を受けます。仕事ではつまらないミスを犯したり、部下の過失に振り回されそう。つい上から目線、言葉もキツくなって相手から反発されたり距離を置かれて孤立しそうです。
七赤金星…本命星は坎宮（水）に泄氣します。坎宮（水）は日辰から剋を受けるので衰運日です。金運が低迷、うっかり落とし物、忘れ物に注意。勧誘宣伝に載せられやすく、財布の紐が緩みがちです。体調面では暴飲暴食くに注意。
八白土星…本命星は坤宮(土)で暗剣殺をかかえます。日辰に比和するので大きく運氣は低迷しませんが、ぼんやりしていてミス、過失からのトラブルや事故に注意。お出かけ前に忘れ物が無いか再度チェックを
出発吉刻
お出かけに適した吉刻は、寅卯刻、申刻（大吉）、戌亥刻です。
氣學・日盤及び時盤では、寅刻の南西、申刻の北東に凶煞重なります。
同時刻凶煞方位へのお出かけはお控えください。
それでは27日が、皆様にとり最幸の一日となりますように！
本日もご覧いただきありがとうございます
(易照が実現したいこと） 今年も、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 1年以内に「五行易」ないし運命學に関する本「開運のヒント、幸運のピント(仮題)」を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています
コメント