易照の方位予報 4月5日予報

方位予報
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情報の書き換え

 五行易で鑑定する機会を頂戴しました。ご相談者のお仕事を鑑定させていただきましたが、主事爻が空亡し、新しいお仕事、職場になじめるかご不安な様子が現れています。

 お仕事運は「官鬼」で見ますので、原神は自然と「妻財」となります。原神が日辰から生じられ、卦中唯一発動は、何か待遇面で好条件なのかお聞きしたところ、休日やシフト面が自分のライフスタイルにマッチしていたとのことです。

 相談を進めていくと、今、業務内容や手順などを教えていただいているスタッフが女性で助かっている…ところがこの後に産休を取ってしまうとのことです。

 改めて原神の動きに注目すると、六獣は「朱雀」で女性を表します。この爻が動いて「父母」に化していますから、「父母=親になる、産休を取る」という情報が現れています。ちなみに、「他に同僚スタッフに背の高い男性がいるでしょう?」とお聞きしたら二人いる男性スタッフのうち片方は長身とのこと。この同僚スタッフは二爻の「兄弟」寅(木)で「青龍」が付くので長身の情報です。この方は性格も穏やかな方で、色々と悩みやトラブルに親身になって相談に乗ってくれるでしょうとお伝えしたら、ご納得されていました。

 余談ですが、もう一人の男性スタッフはよく仕事の愚痴をこぼすそうで、この辺りは二爻寅(木)と五爻「官鬼」の寅申の爻冲という情報として現れています。

 

 ご相談者のお悩み、相談事が立卦した卦象を通し解読できるのは当然のこととして、立占の際に求めていない職場の人間模様といった情報についても手に取るようにわかるのが「五行易」の魅力で、実に面白いものです。

 五行易を「六爻占術」として日本に伝えている王虎応氏の言葉を借りれば「情報の書き換え」ということで、宇宙的な法則、(私は「波動」だと思います)が卦に現れ、その時、その場に居合わせた人であれば出した卦で、占った目的以外のこと、他の人のことも解読できるのだそうです。

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 4月5日予報

方位予報図

 北…⛅生門(土)が坎宮(水)を剋しますが吉門であり、門は日辰未(土)に比和するのでまずまずの吉方位です。親子間、上司部下間、その他上下の人間関係改善にこの方位を使うと吉。宮から九星・四緑木星が生を受けるので、人間関係で信頼関係

 ただし方位地支の子(水)が「妻財」を帯び日辰からの剋を受けるので金運は凶。営業、商売は取引先、顧客迷い多く結論が出ず。お買い物も欲しい物が複数出て決めきれないか、衝動買いしそうな方位となります

北東…☔休門(水)に吉星天乙と一見大吉方位ですが、5日のこの方位は暗剣殺に日破重なる凶方位です。方位を犯すと、家族、親類間、あるいは人間関係で破局的な断絶が発生しやすく要注意。方位地支の丑(土)が「兄弟」を帯び、日辰から冲を受けるので、一対一の関係よりも他人の争いごとに首を突っ込んでやけどをしそうです。三角関係に陥らないようにご注意ください。また寅(木)は「官鬼」を帯びるので、事故や怪我といったトラブルも多い方位となります。金運も凶。不可避なお出かけの際は落とし物、忘れ物をしやすいのでお出かけ前、移動前の手回り品チェックを

 東…🌤開門(金)が震宮(木)に回座。金・剋木で宮を剋すものの、日辰からの生を受けるので吉門旺相の吉方位です。方位地支卯(木)が「官鬼」を帯び、回座六白金星も大成の星。仕事面は好調で、この方位を利用すると大きなプロジェクト、進行中の案件が好結果で着地したり、業績UPに貢献できるでしょう。また商談や営業でも少し強気に出ると好条件を引き出せそうです。ただし調子に乗りやすい方位で、軽率な行動や言動は禍根を残します。イケイケドンドンもよいが引き際を決めてから取りかかると吉

南東…🌂驚門(金)に凶星天符巡り、門が日辰から生を受けるのでよくありません。方位事象は、何かと障害、邪魔が入りイライラしたり、それにより悩みを深めそうです。

 方位地支は辰が「兄弟」を帯び、人間関係のトラブルでしょう。また巳(火)は「父母」でコミュニケーションの祖語、メール不達、言った言わなにの口論に注意。金運も「兄弟」を帯びる方位で今一つ。商売、営業は競合多く条件闘争。お買い物は目的のものがこれという決め手を欠き悩むでしょう

 南…☂️死門(土)が離宮(火)より生を受けます。方位を犯すと、職場や家族以外周囲の人間関係で、対立、支障事発生の暗示。方位地支午(火)が「父母」を帯び日辰から合を受けるので、職場では孤立を深めたり、もめ事は相手に味方がついて自身には不利です。またこの方面から来る知らせ、情報は悪い内容です。意思の疎通を密に、コミュニケーションを心掛けると対立は避けられるでしょう。かたくなな態度は厳禁です

南西…☂️景門(火)が巡りますが五黄殺が巡るため凶方位です。方位を犯すと、油断、怠慢による仕事上のミス、トラブル多い。夫婦間では対立、口論の暗示有。

 方位地支未(土)は「兄弟」で日辰と同じ地支を帯び強く、「兄弟」=破財星で金運は凶。申(金)は「子孫」を帯び空亡、順調に見えていた案件も突如暗転。あるいは第三者からの横やりや邪魔が入る。期待していた物事が空転する方位。勤勉、地道な努力が吉です

 西…🌂杜門(木)が兌宮より剋を受けます。凶門ですが、宮からの剋と吉星太陰が巡るので幾分凶意は減じるものの、凶方位です。方位を犯すと、子どもの交友関係、あるいは子どもに関係することで出費、トラブルがありそうです。飲食では出かけたお店が臨時休業していたり、体調不良の原因となったりします

西北…🌂傷門(木)が乾宮より剋を受けます。ただし九星の九紫火星が宮を火・剋金で剋すので、傷門(木)の凶意が残ってしまいます。方位事象は、なぁなぁで物事を処理したり、先送りすると後々の問題へと発展のおそれあり。この方位からの仕事の依頼、相談などは迅速に処理が吉。方位地支の亥(水)が「妻財」を帯び日辰からの剋を受けるので金運は凶。商売や営業は話がまとまらず。お買い物は高額品に目移りして、想定外の出費を強いられお財布が痛みそう

注意報・警報

警報…北東。九星・二黒土星定位対冲をはらみ、波乱はかけられない凶方位。不可避なお出かけは、源一入り前に一度東に出かける方位除けを行うが吉

注意報…南西…うっかり、のんびり、ぼんやりしがちで大事故招く。吉刻出発を心掛けましょう

氣學・九聖日運

5日の二黒土星は定位対冲に暗剣殺、日破が重なる悪日のため要注意です。

各星の発生事象は、回座する宮の五類より類推ください

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します

出発吉刻

出発吉刻は寅卯刻、巳刻、申刻、戌亥刻でこのうち卯刻、巳刻は大吉です。凶方位に出かけなければならない場合はこの時間帯を利用するとよいでしょう。

 氣學的には、寅・亥刻の南西、卯刻の西は凶煞重なる凶方位となります。

それでは5日が皆様にとり素晴らしい一日となりますように!

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

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