方位予報で使用する日盤の観方
サイト内で公開する日盤は、中国式方位術“金函玉鏡”と日本式の方位術“九星氣學”を併用し、予報に当たっては五行易同様に月日からの作用を加え総合的に判断しています。
基本的な見方
○吉門や吉星は背景が青、黒字で表しています。凶門や凶星は背景が黄色に赤字で表しています。
門と九星の字体が太字であるほど吉意、凶意が強くなります。
○出かけたい方向、出かける方位に青地が集まっていれば吉方位となります
○ただし青地が集中する方位でも氣學凶煞「五黄殺」「暗剣殺」「日破(破)」の有無にご注意ください。(※「定位対冲」は凶煞というよりも、吉凶の起伏が激しくなるととらえ、「五黄殺」「暗剣殺」「日破」に比べると比較的影響は軽微ですが、日盤では凶煞として判断します)
日盤に気象のサインを追加して一目で吉凶がわかるように変更しました
氣學本命星の日運の吉凶を表す一覧表を設けました
尚方位使用にあたっては、ご自身の氣學本命星と日盤回座九星の相性もご考慮ください。日盤で吉門が巡り「☀、🌤、⛅」の表示がある方位でも、ご自身の本命星と相性の悪い九星が巡っている場合、吉が凶になることはありませんが、吉意が減少する場合があります
「傾斜宮の考え方」
本命星回座宮に同会する各種凶煞「五黄殺・暗剣殺・日破」は、その方位に出かける、出かけないにかかわらず回座する星に影響を与えます。従って、自身の本命星が回座する宮にそうした凶煞が同会する日は、その本命星を持つ人にとり、各種凶煞にかかわる凶事が起こりやすくなります。
同様に、生月の月盤で自身が生まれた本命星が回座する「傾斜宮」も、日運に大きく影響を及ぼします。傾斜宮に同様に各種凶煞が同会するときは、その方位に出かける、出かけないにかかわらず、凶事が起こりやすくなります。
※傾斜宮に本命星が同会する場合は、特殊傾斜を取ります
発生しうる凶意の内容は、宮が帯びる「五類」より類推します。
ご使用にあたっての注意
○日盤の方位は下が「北」となっております。地図などの一般的な方位の表記とは反対となる、占術の形式にのっとっていますのでご注意ください。
〇予報の吉凶は、九星氣學の凶煞>金函玉鏡の按分で吉凶を予報しています。従って、日盤表記の吉方位(背景青色に黒字)が付されているにもかかわらず、予報が☂️などの凶方位と予報する場合がありますが、これは“金函玉鏡”よりも“九星氣學”の凶煞(きょうさつ)を優先しているためです
○予報で上げる吉凶事象はあくまでも目安です。また、ご自身が使用になる方位の運氣の作用は個々人により異なります。
○日盤及び予報では、個々人の九星氣學の本命星の吉凶については予報しておりません。従って予報では吉と予報している場合でも、個々人の氣學本命星にとりましては凶方位となる場合があります。
○吉凶の作用は門の作用>九星(氣學の九星とは異なり門に併記の「太乙、青龍、太陰、天乙…以上吉星、攝堤、咸池、軒猿、招揺、天符…以上凶星」)の吉凶>12神の順に考慮しています。(太字の方が吉凶の作用が大きい)
ただし門の吉凶の象意は九星、12神では覆ることはありません。吉凶の判断は九星氣學凶煞>八門>九星>12神の順に判断いたします。従って氣學凶煞「五黄殺」「暗剣殺」「日破」が巡る方位に吉門が巡っても、凶方位となります。
出発時刻について
○既存の九星氣學とは異なり、出発する時間の吉凶を判定できることが、中国式方位術“金函玉鏡”の最大の特色です。ただし凶時間に出発したことで、吉方位が凶方位に転じたり、吉時間に出発すれば凶方位が吉に転じるということはありません。あくまで時間は「各方位の吉凶に+アルファ」の作用とお考え下さい。なお、お住いの居住地の時差にもご留意ください。(明石市の標準時刻から東京ですと約+15分となります)
○吉凶にかかわらず、日付の変わる正子刻(午前0時)前後は運氣が不安定となりますので、このお時間の出発は避けられますようお勧めいたします
○出発時刻の吉凶は日盤右側の表に、吉刻は日盤の吉方位同様吉刻(背景青色に黒字)で表記しております。なお、予報では、吉刻に「五不遇」「截路」が付く場合は吉刻とはしません。
九星日盤相剋相生について
○日盤の一番右にある「九星日盤相剋相生」表は、その日の各宮が回座(同会)する九星より受ける作用を表します。もちろん影響は皆無ではありませんが、「相生」=吉、「相剋」「死氣」といった表記=凶とは判断していません。各宮が回座する八門への作用の強弱を測る目安となり、予報では宮より受ける影響を考慮して吉凶を判断しています
暦の影響について
〇従来の方位學と異なり、暦からの作用を重視して判断するところが本日盤の最大の特色です。
暦からの作用は、門へ作用よりもその方位に配された12支(地支)への影響が強くそこから得た判断を予報に盛り込んであります
方位地支に付された“父(父母)・兄(兄弟)・孫(子孫)・妻(妻財)・官(官鬼)”は五行易の「六親五類」と同様に判断いたします
六親五類の象意は大まかに分類すると以下の通りです
父母…祖父母両親、文書通信、車両、交通インフラ、悩み、心労
兄弟…兄弟友人、トラブル支障事、出費、損耗
子孫…部下、こども、慶事、ラッキー、油断、怠惰、飲食
妻財…妻、恋人、金運、物品、飲食
官鬼…仕事、夫、功名、傷病トラブル、災難
それぞれの六親を帯びる地支の配置された宮が吉を帯びれば該当六親の吉にあたる物事が、凶を帯びる時は凶にあたる象意が発生しやすくなるとご理解ください
○方位地支が日辰より「生剋合冲」を受けたり、「空亡」する地支は、帯びる「六親五類」の象意事項が吉凶事象として発生しやすくなります。また、ご自身の持つ「月命星」及び「傾斜宮」の地支についても同様です。この事象は、方位に出かけた、出かけないにかかわらず発生します。なお、吉凶は月日の作用から判断します。
各宮の六親五類について
○日盤の一番外周、東西南北の八宮にも方位地支同様に「六親五類」を付しています。宮の帯びる六親五類の吉凶の作用は方位地支よりも軽く、主に回座九星を本命に持つ個々人が遭遇したり、強く感じたり印象に残るその日の主要な出来事を表します。ご自身の本命星をご存じの方は、各宮に付された「六親五類」よりその日ご自身が体験しうる物事事象を占うことができます。ただし吉凶については暦からの作用を考慮します
※中宮(中央)の六親はどの氣學九星が巡っても「兄弟」に固定されています
↓「五類」について
○日盤及び予報を実際にご利用いただいたうえで、個々人に生じました事象について当方は一切の責任は負いかねますのでご了承ください
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