桜田虎門「五行易指南」現代語訳 57

桜田虎門「五行易指南」現代語訳 56
「五行易指南」現代語訳 64卦・地天泰主象
「天地否」

〇万事時がたってから成就の兆しが訪れる。事を速やかにすることについては、師匠時が多く不成就
〇人と反りが合わず、親しめない時である。まとわりつかれたり、立ちふさがれたり邪魔されて志が達し難い。何かと悶々としがちであるが時がたつと事体が晴れて吉に転じる時である。
〇周囲の助力、協力を申し出る者があるがあまり役に立たない
〇有徳の士は吉となることもあるが、しかしたいていの人にとっては凶の時である
〇天候、晴れ
〇人物、金銭面で困窮する人、忠孝有徳の士、反抗的な人物、好々爺
〇婚姻恋愛、普通
〇出産、妊娠。安産
〇転居、住居。普通
〇士官就職、なかなか見つからない。支障事が多い
〇出行、旅行。不利
〇商い、求財。結果得られるが利は多くはない
〇待ち人、音信。来ず
〇病氣。長患い。胸のつかえの症状であることが多い
〇失せ物、見つけにくい
〇探し人、見つけにくい。大都会、あるいは国外に逃亡している
〇訴訟、長引く。
新井白蛾先生注釈
婚姻は成り易いが今後に問題が多い時。転居は吉。求財は最初は苦労が多いが後に成果が出てくる時。待ち人や探し物は凶。

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