桜田虎門「五行易指南」現代語訳 67

桜田虎門「五行易指南」現代語訳 66
「五行易指南」現代語訳・64卦 火雷噬嗑主象
「山火賁」

○およそ小さい事であれば概ね吉。但し大きなことは常時し難い時である。
○部屋や衣服、財貨で自身を、或いは化粧などで容貌をで飾る時。
○文書のことを売らないことは大吉。ただS長続きしない。
○物事の不足を嘆かず、苦労や苦しさを顔色に出さず、あるいは自身の悩みや不安を心中に押し込めて、物事にあたる時。物事は深く考え、深謀遠慮に計画して事に当たるべき時である。
○短気は損奇。かえって失敗したり、誤解から他人と衝突したり疎遠になる時である。
○逆境は良い結果を招く。順境は逆境を招く時である。
○天候。雨。或いは晴れのち曇り
○人物。短気な人。文才ある人。口ばかりで中身のない人物。女性は妊娠している場合がある。
○婚姻。成立しても添い遂げられない。あるいは女性優位。見た目は仲睦まじいが、内側では対立している
○住居。初めは吉、終わりは吉凶半々
○士官就職。吉・出世栄達が望める
○旅行。吉
○求財。すぐに得られないが孰れは得られる
○待ち人。来る。遠方の人は連絡が来る
○病氣。重症。
○探し物。身近のあところにある。目立たないところ、何か隠れた所にある。
○探し人。遠くに行っていない。図書館、文書に関わるところ、鍛冶、鋳物などの工場などにいる
○訴訟。決着を観ず長引く。あるいは練れ衣を着せられることがある。
新井白蛾先生注釈
善悪の判断が誤っているという意味がある。誰かと言い争いとなりやすいので自嘲しなさい。対立があったとしても次第に納まる時である。転居や移転は吉。分不相応な望みは必ず災いがある。謙虚でいることだ。婚姻は成るが離婚することがある。転居や移転は吉。求財はせっかちになったり短慮から反って失うことがある。


桜田虎門「五行易指南」現代語訳 68
「五行易指南」現代語訳 64卦 山地剝主象
コメント