占的「横田めぐみさんは金正恩の母親なのか？」
立卦及び卦象
本卦「風天少畜」、之卦に「雷沢帰妹」を得ました
本卦は一時停止、拉致被害にあり消息不明のめぐみさんの様子でしょうか？
之卦は側室を娶るという卦で、確かに金正恩の父である正日は成恵琳・高英姫と正妻と側室ともいえる二人の女性と結婚しています。
用神は父母で取ります。
父母は初爻の子(水)。
月破＆空亡ですから、既に横田めぐみさんは故人とされている様子です。
用神は日辰からも剋を受け衰弱。原神となる官鬼も三爻で伏神します。
対する忌神は三爻と四爻で発動しますから、用神は圧倒的に弱く、吉凶占断では明らかに凶。従って横田めぐみさんが金正恩の母親か？の問いに対する答えはNOとなります。
しかし三爻の忌神は発動する所を日辰に冲されて冲散、また四爻の忌神は未を合する午を化出の合住で用神を剋しません。
父母の子は衰弱爻ながら卦の中に残るのです。
そして五爻を国家元首の爻として、これを金正恩とします。
五爻は子孫の巳。それと同じ巳を初爻は之卦に持ちます。
三爻は辰。申子辰(水局三合)の三合墓にあたります。
発動するので初爻の子を墓庫に納める。三爻下には官鬼が伏神、飛神の辰とは辰酉の合。この場合の官鬼は役職・肩書を表し朱雀は喋るという意味。
ここから外交交渉に臨む外務大臣。妻財は女性です。
つまり初爻の父母(横田めぐみ)＝外務大臣・崔善姫という解が導き出せます。
そして化出の丑(土)は巳酉丑(金局三合)の三合墓。丑を動爻と解すれば、五爻の巳を墓庫に納め、
父母(横田めぐみ)＝外務大臣・崔善姫＝金正恩の母
の解が成立します。
しかし外卦は卦の合住を起こしています。従ってこれが公にされることはこれまでもありませんでしたし、これからも公にされることはないでしょう。
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