“氣付く力”　易照の方位予報　7月20日予報

“氣付く力”
易照の方位予報　7月20日予報

“氣付く力”

「希言自然（自然は言葉少ない）」老子23章

言語を発する人間よりも、勿論鳴き声を発する動物や鳥たち以上に、高い波動で会話しあっているのが植物であり、目に見ることのできない微生物たちです。

毎日田圃の、畑の草刈りに精を出す日々ですが、朝刈った草は、草刈りを終えて圃場から帰るころには半ば渇き既に微生物たちの力で土に返る“分解“の作業が始まっています。根元に刃があたり刈り倒された瞬間に、植物や微生物が波動で会話して、それまでの「成長」のサイクルから「分解」のサイクルに切り替わる。其の切り替えには一瞬の猶予も、無駄もなくスイッチのオンオフのように陰陽が反転します。

他の草を刈りながら、どうすれば木々、微生物たちを会話ができるのか？ちょっと考えてみました。

もちろん自身の波動を上げれば、理論上は木々の会話、微生物の発する言葉ないし信号をキャッチできるのだと思います。

具体的に“波動を上げる”…とはどうすればよいのでしょう？

「怒り、嫉妬」といった負の意識を持たず「愛、慈しみ」を発する生き方にシフトしましょう…などと一部のスピリチュアル関連のブログ等でよく目にしますが、一見具体的なようで、その実非常に抽象的と感じます。

「愛」にせよ「慈しみ」にせよ対象の範囲の定義があいまいです。もちろん「大学」で孔子が解説するところの“格物致知”の論理に従えば、まず自分を愛し、慈しみ、それができたら家族、そこをクリアしたら親類友人、自分に関わる人、さらに広げて地域、国家、…世界

さて、国家、世界はともかく地域、あるいは自分に関わる人と対象を絞っても非常にハードルが高いと思いますし、第一慈しみ、愛の対象は人だけで良いはずがありません。ではどの段階から木々や微生物の声が聞けるのか？…としばし考察を深めていましたが、実は既に微生物も木々も我々に語り掛けている。それを言語化できるか否か、その力が「氣付き」なんだと思います。

以前から参加しております「日本を美しくする会」の街頭清掃などの各種清掃活動で学んだことは、

「掃除をすると“氣付く力”が養われる」です。

認定NPO法人日本を美しくする会 - 掃除に学ぶ会 -

「日本を美しくする会」は掃除という市民活動を通じ環境美化に努める団体で、国税庁長官承認による認定ＮＰＯ法人です

会の主宰する掃除の方法にも“作法”があって、その根底には“できるだけ目線(視線)を低く”“汚れに近づく”というものが有ります。なるほど、箒で塵を掃くにしても柄の長い箒で掃くと勢い余って返ってホコリが待って散らかりますが、小帚で塵取りを片手に履いていますと、上からでは見えなかったゴミや起こりに気がついたり、チリの集め方もホコリが立たないようにこまめに、丁寧になります。

「下座行」というのだそうですが、禅寺の朝の清掃の修行もできるだけ手足の四肢を使って床を吹いたり、掃き清めたり、不浄の清掃を行うのだそうです。言うなればこれは、人間の普段の目線ではなくより一層小さな存在や、自身の足元に目や鼻、耳を近づけることで「声なき自然の声を聴く」修行の一環なのだと思います。

そういえば、こうした掃除を行うようになってから、車を走らせていても道路を横切る小さな虫の存在に気づいたり、風向きや日差しの強弱、季節の移り変わりに敏感になりました。

実は高い波動であるものほど低い所から、大きな音や大きな存在でなく小さくかすかな刺激であったり、目にすることのできない肌で感じるようなかすかな兆しであったりするのだと思います。

視之不見、名曰夷。「これを視れども見えず、名づけて夷(い)という。
聽之不聞、名曰希。「これを聴けども聞こえず、名づけて希(き)という。
搏之不得、名曰微。「これを搏(とら)うるも得ず、名づけて微(び)という。（老子14章）

だから「見たい」と思ったら「見て」はいけない。

「聞きたい」と思ったら「聞いて」はいけない。

視覚も、聴覚も生物學的にはレベルの高い感覚ですが、どちらの感覚も波動のレベルが低い情報しか得られない。むしろ原始の感覚に近い嗅覚や触覚に意識を向けることで、こうした植物や微生物の放つ高レベルの波動をキャッチすることができる、これが「氣付き」なのではないでしょうか？

特に肌で感じる暑い、寒いといった温度、風、日差しなどを五行に落とし込み、その五行に該当する八卦で卦を立てると、筮竹やサイコロなどの占具を使わなくても、実に味わい深い卦を得ることができます。占いというものも本来はこういった自然の放つかすかな機微に氣付き、言語化したところにその端を発しているのではないか？と想像します。

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください

サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報　7月20日予報

方位予報図

予報詳報

北…🌤

生門(土)が坎宮(水)を剋します。ただし門は月建に比和、日辰から生を受けるので旺相で吉方位です。お出かけした場合の方位事象、お出かけ先で吉方が舞い込んだり、特に目上、年長者の良いご縁を頂けそうな方位です。公私を問わずお悩み、問題はこの方位の上司や年長者などに相談するも吉。父母は書籍も意味しますので、図書館や書店で手に取った本に否んちがありそうです。吉星は青龍で、この方位での飲食は良いストレスの解消、運氣も上昇します。健康面は大きな崩れはありませんが、冷たい物の摂りすぎでおなかを下さないように

北東…⛅

休門(水)が艮宮(土)より剋を受けます。門は月建から剋を受けるので基地門回座方位ですが運氣の盛り上がりは今一つです。お出かけした場合の方位事象、方位地支は丑(土)が「妻財」を帯び日辰から生を受け、金運面は好調です。寅が兄弟を帯びるので、お買い物は値引き交渉奏功、あるいはセールでお買い得品と出会えそう。交際運では七赤金星が巡る方位で、氣のゆるみから軽率な言動で関係が冷え込みそう。健康面、過食の暗示有

東…⛅

開門(金)が震宮(木)を剋します。門は日辰から剋を受けるので運氣は若干低下気味です。お出かけした場合の方位事象、交際運が好調です。仕事では同僚や部下からの協力を得られたり、友人知人間では体もないことで話が弾み、楽しいひと時を過ごせるでしょう。金運面では方位地支破財星「兄弟」を帯びるので良くありません。九星は二黒土星で、お買い物はつまらない物を衝動買いしたり刈った物が不良品や中古品で損をした氣分になりそう。健康面、吉門回座方位で大きな崩れはありませんが、多少胃腸がお疲れ氣味です

南東…☂️

驚門(金)が巽宮(木)を剋します。門は日辰から剋を受けますが暗剣殺が巡るので凶方位です。お出かけした場合の方位事象、仕事運、金運がよくありません。仕事では成果、結果を求めるあまり勇み足。無理をして失敗します。取引先からクレームがついたり信頼面を損ねそうです。方位地支辰(土)が妻財を帯び日辰から生を受け、巳(火)は子孫を帯び日併と強く、お買い物では「欲しい！」の感情が先行し理性を失って、高額なものに手を出したりしそうです。健康面では、飲食が原因の胃腸のトラブル、神経衰弱、躁鬱のギャップに苦しむ等

南…☂️

死門(土)が離宮(火)で旺相。日辰から門生を受け凶門旺相の凶方位です。お出かけした場合の方位事象、交際運が低迷します。特に男性は異性とのトラブルに注意な方位。その他意思疎通がうまくいかず人間関係が停滞します。お出かけした場合健康面では、ウッカリぼんやりから怪我をしやすい方位。九星は八白土星で階段の上り下り、段差にご注意

南西…🌤

景門(火)が坤宮(土)に回座。門は日辰と比和で旺相しますので吉方位です。お出かけした場合の方位事象、仕事運、金運が好調です。仕事では多少難しい局面でも冷静さを失わず、臨機応変に対処できほどなく解決しそうです。また思わぬ扶けが入ったり、幸運に恵まれる吉方位です。金運面ではお買い物、希望通りのものが手に入ったり、思わぬ掘り出し物のに出逢えそう。健康面、大きな崩れはありません。

西…☂️

杜門(木)が兌宮(金)より剋を受けますが、兌宮(金)は日辰から剋を受けるので凶門の凶意そのまま、凶方位です。お出かけした場合の方位事象、仕事運が低迷します。営業、相談、交渉は停滞閉塞気味。相手から過度の条件提示があったり、相手にその氣が無くまとまりません。九星は六白金星で、強気、強行突破は逆効果。金運面では、貴重品の紛失や盗難に注意。この方位からの金銭に関わる勧誘は断りましょう。健康面は、片頭痛、めまい、特にストレスを感じやすい方位なので適度に休憩、氣分転換を。コーヒーブレイクが運氣を回復します

北西…☔️

傷門(木)が乾宮(金)から剋を受けますが、宮は日辰から剋を受けるので凶門の凶意はそのまま、ここに五黄殺と日破が重なるので凶意が強くなる悪方位。お出かけ要警戒の凶方位です。お出かけした場合の方位事象、金運が低迷します。お出かけ先で車が故障したり、携帯電話が不調で修理等で予想外の出費かさんだり、お買い物は不良品、二流品をつかまされそう。方位地支が戌亥共に空亡するので、貴重品（財布、携帯、カバン等）の紛失や忘れ物に注意しましょう。健康面では食あたり、感染症罹患に注意