近年GESARAは実施され、総ての負債はリセットされるのか?

五行易占例
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占的「近年GESARAは実施され、総ての負債はリセットされるのか?」

立卦及び卦象

本卦「天雷无妄」、之卦「天地否」を得ました。

本卦は嵐の卦、人為が及ばないところです。従って、巨大化した金融市場を人為でコントロールすることの困難な様子を表していそうです。最も、我々が想像する以上の桁違いの富裕層は現実にいますから、彼らが市場をコントロールしようとしたときに、一般投資家などはなすすべもなく負債を抱え込むということを暗示しているのかもしれません。

之卦は閉塞。「GESARA」の発動は過去10年以上前から繰り返しささやかれてきましたが、その都度延期、先送りが続いていますから、閉塞の卦を得て今後も実施されない…ということかもしれません。

用神は負債の帳消しなので、破財の星の兄弟を用神とします。

用神は二爻の兄弟の寅。暦からの作用は無く休囚。日辰に墓運で金融リセット=債務帳消し…は今一つはっきりしません。

世爻が子孫を帯びて日辰から合されて合起。子孫は夢、希望といった意味、あるいは占いという象意から、金融リセットへの期待感と、実際にどうなのか?と占った様子。日辰帯類は妻財です。

五爻の官鬼は金融危機。月合と旺相で、いつ起きてもおかしくありません。

ただし卦は初爻のみ発動の独発卦。

父母は兄弟の原神であり、「GESARA」発動の様子が繰り返しSNSで公開されている様子。しかしこれが回頭の剋ですから実施されていない様子です。

得卦六合卦が六冲卦、また世爻は六冲卦を得た所の爻が日辰から合される「冲中縫合」という現象を越しています。

冲中縫合は合を待って激しく動く…そんな作用が有ります。世爻は午ですからこれを合する未(7月)に、再び「GESARA」発動を思わせる怪情報がSNS上で出てきそうです。

ただし用神そのものは無傷で残りますから、金融リセットの流れは避けられないでしょうが、同時に夫妻が帳消しとなるようなおとぎ話は実現しないでしょう。

結果

7月の東京都知事選の候補の中に「GESARA」を公約とする候補が現れて、にわかにこのワードに注目が集まりました。

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