宮崎県知事選挙の当選者を占う
地方の県知事選挙は、沖縄県のように基地問題がクローズアップされたり、与野党の直接対決のような構図にならないと,注目されるのは稀ですが、宮崎県知事選挙が著名な注目候補が乱立して、ニュースになっています。
前回の知事選は、現職対共産党系候補の一騎打ちで盛り上がらず、投票率が30%と最低を記録したのを受けて、風を起こそうと知名度の高い候補者が次々に名乗りを上げて、現職候補に、前職、元衆院議員など四人が争う構図となっています。
注目候補の一人、前職でタレントの「東国原英夫」氏は果たして当選するのか?五行易で選挙戦の帰趨を断じてみます。
占的「東国原英夫候補は当選するか?」
立卦及び卦象
本卦「沢山咸」、之卦に「巽為風」を得ました。
本卦は恋愛の卦、前職時代「どげんかせんといかん」のフレーズで郷土・宮崎愛を全面に打ち出した選挙戦を展開した同候補の性格がよく現れています。今回も「シン・どげんかせんといかん」のフレーズで地域密着の公約を打ち出し選挙戦を戦っていくようです。
之卦は風、まさに同候補の立候補がある種風となって,他の著名候補者が相次いで立候補を表明するなど、風が巻き起こっており、選挙戦でも注目を集めそうです。
用神は県知事職ですから、功名の星・官鬼を用神、東国原氏は応爻でとります。
応爻は上爻の父母の未(土)。朱雀を帯びテレビのコメンテーターで活躍する同氏の性格が現れています。
上卦は応爻を含め,発動する四爻の亥(水)で亥卯未(木局三合)を形成します。
この場合の木局は用神となる官鬼の午(火)を「木・生火」で生じる原神となりますから、注目候補として選挙戦のキーマンとなりそうです。
強い原神から本命候補と言えそうですが、用神は発動して回頭剋。おそらく一歩及ばないでしょう。
用神回頭剋を以って落選と断じます。
結果
投票率は前回22,79%を大きく上回る56.69%と、投票率を上げたいという東国原候補の一つの目標は達せられたようです。
自身は一歩及ばず2万票差で落選しています
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