占的「9連戦で広島は勝ち越し、首位をキープできるか?」
立卦及び卦象
本卦「巽為風」、之卦は「山水蒙」を得ました
本卦は「迷う」「伏入」といった意味から、混戦模様のセリーグ首位争いを想起させます
之卦は見通し立たずの山水蒙ですから、この一週間で頭一つ飛び出て首位を独走するチームは出てこないでしょう
世爻を広島として見ていきます
世爻は上爻で目下主意である広島を表しています
世爻は月建、日辰に作用が有りません
四爻が朱雀を帯び月併と旺相です。チームカラーは赤である広島は、チーム状態を四爻に見て取るほうが自然かもしれません。月併は現況に作用しますから、目下6連勝と好調なチーム状態を表します
日辰に冲を受けて暗動、ここは初爻の丑と冲の関係となるところを見ると、目下こちらも5勝1敗と好調のタイガースと見て取れそうです。
初爻月破は交流戦及び、交流戦後は不調であったチーム状態
しかし日併と強い作用を得ていますから、復調しています。
二爻は玄武=黒でジャイアンツ。月剋と後半戦は2勝4敗と不調です。
広島を四爻と見立てるならば土・剋水と二爻を剋します。一方で上爻とするならば水・生木と二爻から世爻を生じますから、6日からの巨人との対戦は広島が勝ち越しそうです。
一方で阪神との対決は、上爻と初爻は木・剋土と剋す関係ですが初爻は日併と剋を無効化します。
あるいは四爻を広島と見ると、月併の四爻と、日併の初爻で拮抗します。
阪神とのカードは五分か、負け越しそうです。
世爻は発動を見ない静爻であることを考えると、巨人、阪神に勝ち越して首位を盤石なものとするよりも、かろうじて勝ち越して首位をキープといったところでしょうか?
そして卦身が五爻にあり、巳は初爻の丑(土)と巳酉丑(金局三合)の情、また化出の子は丑(土)と合しますから、巨人と阪神の順位が入れ替わり、阪神が二位に浮上しそうです。
セリーグの混戦模様は9月ごろまでもつれ込みそうです。
結果
巨人との三連戦は1勝1敗1分けと五分、阪神との三連戦は2勝1敗、続くDeNAには2勝1敗と勝ち越し、通算5勝3敗1分けで勝ち越し首位をキープしました。
巨人も5勝3敗1分けで乗り切り、首位カープとの差は1差と接戦
阪神は3勝6敗と負け越し後退しました。
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