自民党と統一教会の関係を検証する
元総理を襲ったテロ事件から、自民党と統一教会の関係が取り沙汰されています。
引退をした高村副総裁が訪日したアメリカ議員団と共に当時の統一教会の北米総会長を本部に招いて歓迎する様子を映した写真が報道されています。
当の本人は、多数の訪問客の個人一人一人の肩書きまで把握していないと関与を否定しています。
党の幹部の発言も、個々人の議員の関わりはあるかもしれないが、党ぐるみでの関与ではないと否定しています。
参院選前に、統一教会系の団体と自民党の懇談会が6月13日に衆院第1議員会館の国際会議室で開かれ、選挙の応援を必要とするかどうかのアンケート調査が実施されたことも判明しました。
細田衆院議長の選対本部長が統一教会の有力団体のトップであることが週刊文春で報じられています
ここに至って、党としての組織的な付き合いや関与は無いと強弁する自民党幹部の発言は信を置けないものがありますが、本日はこの自民党と統一教会の関与,関係を五行易で断じてみましょう。
立卦及び卦象
本卦「雷沢帰妹」之卦に「火水未済」を得ました。
本卦の雷沢帰妹は、幼い少女が大人の男性と恋仲に落ちるという、現代風に言えば援助交際という不正な男女関係を表す卦。
本卦は現況を表しますから、自民党と統一教会の不正な関与が取り沙汰されている現況が卦として現れています。之卦は未完成を表す「火水未済」で、この問題叩けばますます埃が出てきそうです。
用神は、統一教会が宗教団体ということで官鬼を用神とします。一方で自民党は政権与党ですから、国会枢要の爻の五爻として,官鬼との関係を見ていきます。
もし官鬼から五爻が生じられたり、比和する関係であれば組織ぐるみでの付き合い、関与は深いと断じます。
初爻の官鬼の巳(火)が統一教会でしょう。
四爻にも官鬼の午(火)が現れていますが子孫が伏神するので、公明党の支持母体である創価学会でしょう。この場合の子孫は、創価学会の一組織としての政党・公明党として読み解きます。
発動していませんが、化爻に兄弟酉(金)がありこれは自民党と連立を組むパートナーであることを示唆しています。
初爻は発動しています。発動先は妻財に変化、この巳(火)と政府与党・自民党は申(金)で「巳申」の合の関係です。
官鬼の用神から五爻が比和、生を受けるのかと想像していましたが、それを上回る「合」の関係です。
「五行易」では生は「奉仕」、比和は「親密」、生は「愛情」です。
用神の巳(火)の化爻は妻財の寅(木)。この寅と五爻は冲の関係にもありますから、選挙に際し物心ともに支援する関係が現れています。
上爻の父母が発動し用神である官鬼の巳(火)に変化。
父母は総理大臣の象意がありますが、上爻で引退した元総理。日辰に対し墓運で凶弾に倒れ今まさに国葬が行われようとしていますが、元総理を発端に、自民党と統一教会の問題がクローズアップされた様子が上爻の動きにも凝縮されています。
ちなみに用神の官鬼巳(火)は白虎を帯び、一連の報道で報道各局に「偏向報道・法的な措置も辞さない」という警告文書を送った性情が良く表れています。
占断
自民党と統一教会は組織ぐるみのズブズブの関係にある。
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