夢占い「上司に怒られた夢」
太陽活動が活発化しているためか、最近は謎めいた夢を見る機会が多いです。
そんな中、興味深い夢を見ました。
夢の中の私は前に努めていた会社にいます。
とあるとき、会社の朝礼で会社の社長(私が入社時は会長でしたがすでに故人)に突然呼ばれ、自分が犯した過失について叱責、他の社員がいる前でこっぴどく叱られます。
突然のことで、叱責の原因の過失についても身に覚えがなく、声を荒げる社長の大きな声と、公衆面前で罵倒されることの恥辱で、私の足が震えます。
朝礼後、他の社員の面前で社長に絞られた私は気落ちして落胆しているところを専務(入社時の社長)に呼ばれて、今度は慰められます。
その後場面は急に退社時刻に変わり、実家のある東京の某私鉄の駅に変わります。
電車は静かに駅のホームに入線します。
その駅で自分が乗車している電車は後続の急行列車の待ち合わせをします。そのために駅に到着後、私以外の社のメンバーは、みなホームに降りてしまいます。
私は乗っていた電車に乗り続け、やがて電車は目的の駅に到着します。
降り立った駅は見たこともない駅で、あたりはすっかり暗闇。駅に降り立つ人は誰もおらず、ホームの改札も薄暗く、裸電球が天井からぶら下がる木造の駅舎です。
改札は無人で、乗車券の切符を入れる収納箱が置かれています。
その収納箱に切符を入れると、無人と思われていた駅舎の事務所内から、駅員の「ありがとうございました」…という無機質な声を聞きながら駅を後にするところで目が覚めました。
立卦及び卦象
夢は突然上司の社長(故人で房主は会ったこともない会長)に呼ばれて罵倒されます。ここから「突如それ来如(らいじょ)。焚如(はんじょ)、死如(しじょ)、棄如(きじょ)。〜突然それは襲来し、焼かれ、殺され、捨てられる〜 離為火四爻 」という爻辞を思い出し、本卦は「離為火」とします
之卦は誰もいないガランとした駅舎。ここから「其の屋(おく)を豊(おお)いにす。其の家を蔀(しとみ)す。其の戸(こ)を闚(うかが)うに、闃(げき)として其れ人なし。三歳まで覿(み)ず。〜盛大な邸宅を建て、壮大な屋根で覆う。しかし屋内は薄暗く、外から中を除いても人っ子一人いない。三年たっても誰も訪れる者がいない 雷火豐上爻 」の爻辞を想起。之卦は雷火豐とします。
用神は世爻。上爻の兄弟の巳(火)です。
初爻の父母が空亡、そして三爻の官鬼が日辰から冲されて暗動します。
官鬼は忌神で上爻を剋冲してくるので社長(会長)の叱責です。
初爻で父母が空亡。会ったこともない故人の社長(会長)です。
一方で父母には建物の意味があるので降り立った無人の駅舎とも解釈できます。
また発動する上爻は戌(土)に化し、これは火局の墓ですから世爻は墓に化します。
墓に化すはぼんやり、曖昧などの意味があり、社長の叱責を受けパニックに陥った房主を表します
占断
世爻は兄弟を帯び日併(にっぺい)しています。従って暗動する三爻の剋冲は無効化します。
兄弟は友人、知人の意。そして変化する子孫には占いの意味がありますから、友人ないし知人に乞われて占筮することがありそうです。
電車に乗る夢はこれまでも複数見ておりますが、一環として都心に向かう列車、休講や特急列車には乗らない自分が有り、乗車する、或いは乗車できた列車は地方に向かうローカル線、或いは普通列車です。
結果
後日、友人ではなく妻から母親の病気の容態について占筮を依頼されました。
世爻が伴う卦身は妻であり、暗動する官鬼は病気のことだったようです。
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