占的「文田健一郎選手は金メダルを獲得できるか?」
立卦及び卦象
本卦「地雷復」、之卦に「天沢履」を得ました。
本卦は再スタートを意味する得卦。前東京大会では金メダル獲得を期待されながら銀メダルに終わってしまい、雪辱をかけた一戦です。
之卦は慎重、手順を意味し、卦全体としては虎のしっぽを履まないように虎の後からこわごわついていく様子を現した卦です。ここから、メダルに掛けるプレッシャーを想起させます。
用神は官鬼、応爻を文田選手とします。
用神は日併、発動して進神に化します。その発動する官鬼は世爻と応爻との相性を見た時、世爻は官鬼を追う象であり、応爻は官鬼から剋を受ける形です。
ここから官鬼=金メダルは応爻に向かってやってくる…という「物来我就」という形です。
旺相の官鬼が応爻を剋してきますからメダルを獲得できるでしょう。
応爻の様子は月破、これは前回金メダルを惜しくも逃してしまった様子。
日辰に剋、調子は余りよくなさそうです。決勝という強いプレッシャーでしょうか?
しかし世爻も月剋と、月建から剋を受けていますから、対戦相手もプレッシャーとの戦いです。
外卦は応爻を含めすべて発動先が本爻を生じる回頭の生です。ここから序盤は苦戦する場面が有りそうですが、試合終盤は主導権を握り圧勝しそうです。
結果
試合結果は4-1で文田選手は見事金メダルを獲得しました。そして受講生も自らの断を的中されました
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