桜田虎門「五行易指南」現代語訳 74

桜田虎門「五行易指南」現代語訳 73
「五行易指南」現代語訳 64卦 沢風大過主象
「坎為水」

○艱難辛苦が多く厳しい大凶卦。憂い多く苦労多い時
○想定外の支障事、問題が多く苦労に苦労が重なる時
○お互いに対立して訴訟に至ることがある
○病氣や盗難、水難に注意
○色情、色難に苦労することがある
○誰かを恋慕したり、その気持ちを隠し持つ時
○複数の人が水に溺れる象で、商売は双方にとってん不利、訴訟や婚姻など他人と関わる物事はなり難い時である
○脱し難い苦労、苦悩を抱えるときである
○天候。霧雨
○人物。何を考えているかわからない人。前科のある人。女性と駆け落ちした人。
○婚姻。大凶
○出産。凶。母子ともに災い多い時
○住居転居。凶
○士官就職。凶
○旅行。凶
○求財。散々苦労に苦労を重ねるが得るものは少ない時
○待ち人。来ない。遠方からの来客はぅることがある
○探し物。穴や物の隙間に落ちている。盗難の可能性がある。徳探し回ると出ることがある
○探し人。一人ではなく同行者がいる。男女の逢い引き、駆け落ち、誰かへの復讐などすぐには見つからないか返ってこない
○訴訟。大凶。裁きを受けて牢屋に入ることがある
「坎為水」は難儀困窮の凶卦であるから、占ってこの卦を得たら、長い目線で見るとこれ以上の凶は無いと考えるので吉と考える。何かと変動や変化に混乱させられる時である。病気の類を占ってこの卦をたら不治の病である。二人の人が連れ添って立っているという意味がある。あるいは何かがかけたもの、欠落した物、理由なく家出して帰ってこない人等の意味がある。結果は後からついてくる時である。鍵が掛かっているという意味がある。停滞していても次第に動き出すという意味がある。思いが決命を落とすという意味がある。婚姻は晩婚であれば吉であるがそれ以外は凶。見送った方が良い。


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「五行易指南」現代語訳 64卦 離為火主象
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