桜田虎門「五行易指南」現代語訳 116

桜田虎門「五行易指南」現代語訳 115
「五行易指南」現代語訳 身命占・人物
○身命 五類の帯びる爻の解釈
卦中子孫爻が旺相して空亡等の傷が無ければ、健康で賢い子どもが多いだろう
卦中の子孫爻が世爻を生じたり、世爻が子孫を帯びて旺相発動する時は、子どもは賢く良く家業を引き継ぎ、家を富ます

卦中の子孫爻が発動し、之卦が月破に化すような時、あるいは兄弟や官鬼爻が相合となる時、発動する爻が玄武を付帯する時、あるいは官鬼爻に玄武が付帯して発動する時、その子は身体に障害が有ったり、愚かな子どもである。
身命占で子孫が空亡する時は、子宝に恵まれない
子孫爻が墓絶空亡(※)に遭い、この時世爻も月日から剋されたり、忌神の剋を受ける時は、誰かに衣食の面倒を見てもらう人である。(※易照補・死運は除外した。以下も同様)
占って子孫や妻財が墓絶空亡する場合は独身である。
占って子孫や妻財が旺相発動する場合は、今は不遇であっても将来自身で運氣を切り開く人である。
子孫が青龍を帯び発動し妻財に化したり、あるいは妻財が青龍を帯び回頭の生となる場合は、賢く家を盛り立て夫を助ける妻を得るだろう

卦中に子孫爻や子孫を化出する爻が世爻を生合をする時は養子を迎えることがある
発動する爻が子孫を化出する場合はこれを養子とする。もしこの爻が妻財を合してくる場合、この爻に神煞の咸池や玄武が付帯する時は不義密通によってできる子どもであり、妻の浮気や不倫に用心せよ
子孫が発動する時は夫の星である官鬼を剋す関係にあるが。むしろ貞節を守ると解釈することもある
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