「商品券は手に入るのか?」
例の感染症で、観光業も飲食業も青色吐息です。そんな市内経済を活性化する一環で行政市がプレミアム商品券(購入金額5000円で10000円のお買い物ができる)を発売したところ、予想に反し思ったほど需要が無かったようで、残ってしまった分を追加販売するという情報が広報で告知されました。
各行政支所と市役所本庁のみでの販売で、先着順、予約不可という条件です。当日は朝8時半から整理券を配布、整理券記載の時刻に来所して購入可能というシステムです。
代理購入は不可で、そのかわり一人2冊(20000円)まで購入可という条件で、妻より尻をけ飛ばされ整理券をもらいに支所に出向くことにしました。
高齢者が多い土地柄で、朝早くから列ができそうですが、一方でコロナ禍ということもありますし高齢者には炎天下の中で待つというのも剋な環境下にあります。
もとよりあまり早い時間に行って、炎天下の中長時間列を作って待つのもいやですし、かといってぎりぎりの時間に行って「完売御礼」の告知を受けて無駄足を踏むのもいやです。
占的「商品券は手に入るのか?」
問題はいつ列に並ぶのか?です。広報では午前八時半より整理券の配布を開始するとのことです。
そこで今回は①「8時に行く」②「7時半に行く」③「7時に行く」で立占いたします。
用神は占的「商品券は手に入るのか?」ですから「妻財」の旺衰で判断することとします。
立卦
占的「8時に並んで購入できるか?」
用神は二爻で卦身を帯びます。世爻との関係を見ると財爻から世爻を剋すので「物来我就」で良好な関係ですが、財爻は発動していない静爻です。むしろ世爻が発動して退神に化していますので、帯類する「父母」より失意ですごすごと家路に戻る様子です。
上卦は発動する四爻、上爻で「巳酉丑金局三合」を形成し、この卦では金は兄弟を帯びる破財の象が強く出るので、これは目がありません
世爻と忌神が発動して共に「辰酉」の支合で、「購入できずストレスを抱える」と読むこともできます
占的「7時半に並んで購入できるか?」
この卦も微妙です。用神の妻財は三爻四爻両現でともに発動しています。
四爻に応爻が付き、発動しているところを日辰に冲されて「冲散」ですから、中には買えない人もいる。
一方で世爻に近い三爻も空亡の発動で回頭の剋に化しているところを見るとはなはだ微妙です。
卦身が忌神を帯びるのも良くないです。列に並んで買えるか買えないか逡巡、やきもきしてストレスをかかえそうです。
占的「7時に並んで購入できるか?」
用神は世爻の下に伏神してしまいました。但し世爻は空亡ですから「空下の伏神は引抜し易し」という法則で見れば、妻財を世爻が帯びているとみることができます。
仇神が日辰の生を受けて発動しています。ただし仇神の攻撃対象である原神の世爻は空亡で静爻と力がありませんので、仇神の旺相発動は「太過」です。
同様に忌神である三爻の丑(土)の発動は「子丑相合」の関係にもあり剋より合を優先すると考えます。
世爻は朱雀を帯びるので若干イライラやきもきする面もあるかもしれませんが、購入できるでしょう。
占断
8時ではは購入不可。7時半では購入できるか微妙。7時ならば購入可能。
そんなわけで、簡易折り畳み椅子と待機時間を楽しむために本を持参して7時に支所に出向くことにしました
結果
早朝七時、支所の前にはすでに30人近い列ができていました。その後、劣位並んでいる人の家族が続々と現れ列に割り込んで並び始めましたので、これは購入できないのでは…?と不安に駆られました。
後から出勤してきた支所の職員が「列への割り込みは禁止です」とアナウンスをしたので一時騒然とした現場は落ち着きを取り戻しました。7時半には続々と集まった市民の列が形成され、「まだ大丈夫です」と言いつつ職員が列に並ぶ人数を数え始めます。
7時50分過ぎに職員より「完売」のアナウンスが流れそれ以後の来場市民に帰宅を促していました。
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