「五行易」占例 夢占い「早出残業オペラのシナリオ」
夢の内容
早朝6時に出社する自分がいます。
早出残業の理由は、イベントでオペラを行うことになり、そのシナリオ作成のためです。安請け合いした自分は、当日の朝に仕上げようといつもより早く出社しますが、よくよく考えてみれば専門的な知識もなく、15分足らずの短い歌劇ではあるものの、その内容や曲の作曲を含めサッパリ思いつきません。
ウンウン頭をひねっていると、隣接するレストランの支配人が現れて、私に商品の発送の依頼をします。私が引き受けるとお礼に賞味期限が迫っているけど…とレストランの食材を私にくれた所で目が覚めました。
立卦及び卦象
本卦はイベントの準備で早出残業する私なので、「予め、準備」の意味がある「雷地豫」、之卦はイベントのオペラの案が頭に浮かばずモヤモヤしているので「山水蒙」を選択します。
用神は、世爻で初爻の妻財の未(土)。初爻下に父母が伏神するので、早出残業の目的はオペラのシナリオ作成が目的であることを示し、また後から現れたレストランの支配人です。
二爻の子孫が発動しますが、日辰で墓運、空亡するので子孫=イベントでオペラの案が浮かびません。
発動する二爻が五爻の官鬼の申(金)と爻合で、支配人が仕事を依頼してきます。
官鬼の申は妻財を帯びる日辰から生を受けます。世爻も妻財を帯びたので、支配人の仕事をする事で、残り物ですが食材を頂きました。
初爻が帯びる勾陳は「古い」という象意があります。
占断
世爻は日辰に比和して旺相です。忌神である三爻が日辰に合されて合起するので、上爻の妻財の戌(土)と爻合します。上爻は発動して回頭剋、日併に戌(土)が回頭剋で日辰変壊です。
発動する上爻の戌(土)と化爻の寅(木)、三爻の午(火)で火局三合を形成します。この卦の場合、火は子孫を帯びます。
三爻の兄弟が上爻の妻財の戌(土)と爻合するので、妻が友人から誘われて食事に出かける。今夜は食事はいらないであろう…と断。
結果
外出先から帰宅し、先に戻っていた妻が何か言いたそうな顔でしたので、
「今夜は食事に誘われたので夕食はいらないんでしょ?」
と聴くと、
「いや、今夜はいるんだけど、日曜日はいらない…でも何で分かったの?」
…の顛末。日曜日は丑日で、静爻の世爻を冲しますので、応期断則としてはあっています。
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