「五行易」占例 “連絡はいつ来る?”
年末に某事業者と連絡を取り、年始に打ち合わせのスケジュール調整のやり取りをメールで担当者と交わしました。
しかしこちらからの連絡を最後に、担当者からの返信が途絶えています。こちらの通信端末等に異常はありませんので、先方に何らかの事情があり、連絡が取れないようです。
こちらから連絡を取るべきか、それとも待つべきかを断じてみます。
立卦及び卦象
用神は“連絡”で父母が用神となります。
二爻と四爻両現で世爻が用神を帯びました。
共に暗動していますので、複数回担当者とやり取りした様子です。
相手担当者を表す応爻の丑(土)が空亡し、発動しながらも子(水)に変化して合住しています。
担当者は何らかの事情で、返信ができないようです。
原因は何でしょうか?
初爻の応爻は丑(土)で金局の墓です。
発動することで五爻の官鬼の酉(金)を墓庫に納めています。
また発動する五爻の酉(金)、初爻の丑(土)、日辰の巳日を待用して巳酉丑の金局三合ができますので、官鬼の象意が強められます。
官鬼は傷病で、担当者は年末年始に体調を崩しているようです。官鬼は日辰から剋を受けているので既に治療済み卦療養中です。
あるいは官鬼は仕事であり、三合を形成する所から多忙を極めている様子です。
五爻は退神に化していますので、快方に向かっているのでしょう。ただし用神は絶運ですから、こちらから連絡しても応答はないでしょう。
占断
担当者の体調が回復次第、あるいは仕事が落ち着き次第、連絡があると断じます。応爻も原神も発動しているので応期は早いでしょう。
応期は、初爻の合住を解く未日か、原神の退神となる値日の申日には連絡が来るでしょう。
結果
この記事をUPした直後に担当者から連絡がありました。時刻は未~申刻の間。占日は巳日で原神の化爻の申と合に当たります。
予想以上に応期が早かったです。
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